老舗中の老舗でランチ 中野「長寿庵」

2018/6/16(土)

今や中野で最も「昭和」の雰囲気を色濃く残している「新仲見世商店街」。中野駅北口からサンモールを抜け、ブロードウェイに入る直前を右折。白線通りを進み、最初の角を曲がると、何とも不思議な景色に。

正面には中野の九龍城ともいうべき「ワールド会館」。その前面に小さなロータリィ状の路地があって、飲食店が密集している。もう一方の出口は「ラーメンストリート」側に。そんなエリアに「ラーメンストリート」側から入ると、すぐ右手にあるのが「長寿庵」。

暖簾には「天ぷら」と書いてある。いかにも昭和の食堂。入口には今時珍しい食品サンプルの棚。自分が物心がついた頃から(というと大げさだが)存在するから、少なくとも50年以上は営業しているのではないか。

本日のランチ。その「長寿庵」に突入。先客はなし。4人掛けのテーブル席が幾つか。カウンタはない。入口に一番近いテーブルに陣取る。本来は「天ぷら定食」とかが王道なんだろうが、「カツ丼」をオーダ。

奥の厨房で動きが。作り置きではなく、オーダが入ってからカツを揚げ始めるようだ。ほどなく登場。濃い目の卵とじのルックス。これぞ「ザ・昭和」の「カツ丼」の見本のような出来栄え。では、まずカツをガブリ。程よい薄さの豚肉は、やはり揚げたての熱々。

見た目通り、味も少し濃いめ。これが昔の標準だよね。味噌汁は「しじみ汁」だ。これも嬉しい。そして「お新香」が付いているのもお約束。いや~。懐かしい「カツ丼」を堪能してしまった。今度は、夜来てビールでも飲んで天ぷら食うかな。

何時までも頑張って欲しい、昭和の店であった。。。

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ここにも変化の予兆 中井「くりから」

2018/6/15(金)

夕方のイベントは何とか切り抜け、誰にも捕まらずに脱出。これはラッキー。ツキをいかして中井へ向かう。久々の「くりから」。先客は2人。無事、焼き台前に陣取る。焼き台には、よっちゃん。ふ~ん。転職して、飲食業に戻ってきたのか。これは少し通わないとですね。

「くりから」と「キモ」からスタート。よっちゃんの焼いた鰻を食べるのは初めてだ。「こいくちや」では昔、散々世話になったがね。あの時は鉄板焼きだった。お~。旨い、旨い。いや~。昼間の仕事はなかなか辛かったが、疲れが吹っ飛びますね。

気が付けばカウンタは、ほぼ満員に。奥のテーブル席も、予約が何組か入っているようだ。相変わらずの繁盛店。「きゃべつ」をもらって、齧りながらのんびりと黒ホッピーを飲み進める。最後に「ヒレゴボウ」を焼いてもらってフィニッシュ。

店主とも会話。「秋に東中野へ引っ越すんですよ」と。何と。今の店周辺で、マンションの一体開発とかがあるらしい。この店も、変化の予兆ですね。これから暑くなって、土用の丑の日へ。今年は鰻の値段が高騰しているようだが、もう少し頻繁に通わないとね。

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帰りに駅に向かう途中、確かに角の「白雪鮨」に貼り紙が。6月末に一時閉店か。この店は確か、赤塚不二夫先生の行きつけの店の一軒。一回入ってみたかったけど、軍資金が圧倒的に不足しているなぁ。。。

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ここに引っ越したのか・・・ 新中野「シェ・オノ」

2018/6/14(木)

中野駅北口の飲み屋街の一角。昭和新道にあったビストロ?(洋食屋?)の「シェ・オノ」が昨年店を閉めた。と思っていたら、風の便りに新中野へ引っ越して営業している、と。では一度、顔を出してみますか。

鍋横のスーパー「丸正」の裏手。この細道は、堀ノ内の方へ抜けている。実はこれが妙法寺の旧参道なんですね。その一角に移転後の「シェ・オノ」を発見。この立地で、客はどうなんだろうか。と思ったら、既に先客が2人。

窓際のテーブル席に陣取り、生ビールをもらう。まずは「チキンレバーペースト」。結構ヴォリュームがありますね。ここはパスタだろうが肉料理だろうが、基本1皿500円という価格設定のようだ。では一口。旨い。確かに昭和新道で食べた味だ。って7年前を覚えてる?

続いて「温野菜のサラダ」。これまた凄いボリュームですな。インスタ映えしそうだが、食べきれるんだろうか。まぁ、のんびり飲みながら。白ワイン下さい。「白魚のアヒージョ」が今日のお奨めののようだ。白魚とは珍しい。でもニンニクで、明日が大丈夫かいな。

最後に「ローストチキン」まで食べたった。一人で来るオヤジもいれば、家族連れも来た。それなりに流行っているようだ。立地の不利を上回る料理の腕がある、という事か。赤ワインまで飲んで、ちとやり過ぎた。。。

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変化について考える 中野「よね田」

2018/6/13(水)

歳をとってくると、「変わらない」ことの安心感をより強く求めるかな。「変化はチャンス」と言うのは、無限の可能性がある若者と、考えているようで何も考えていない権力者。大部分のオヤジは「そんなに無理して変えて、何がいい事あるの」としり込みする。

中野駅前には、今日も普通にサンプラザ。我々が小学校5年生の頃に出来たから、今年で45周年かな。子供の頃はプールにも行った。上層階の図書館(今はないけど)も利用。40歳・50歳と我々の節目の年には、中学校の大同窓会も盛大に開催。

そんなサンプラザをぶっ壊して、1万人収容のアリーナを建てる。という計画を聞いた時に、イイねと思った人は何人いたのだろうか。勿論コンクリートの箱モノだから、何時かは建て替えなければならないはず。でも唐突感。それが、区長選挙の結果につながったか・・・

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サンプラザを横目に、北口の飲み屋街へ。久々に「よね田」に顔を出す。無事カウンタの焼き台前に。変化を嫌うオヤジは、何時も通り黒ホッピー。メニューを拝見。少し変わった。「トリサシ」とか「炙りレバ」が見当たらん。季節的なモノなのか、より生モノに厳しくなったか。

「豚ガツ刺し」からスタート。保守的なオヤジは、モノは違っても味は「柚子胡椒ポン酢」で。湯がいた細切りのガツと、シャキシャキの玉ねぎ。これはこれで十分に旨い。ナカください。ナカの量が凄いのは変わらんな(笑)。

揚げ物は珍しくも「ナンコツスパイシー揚げ」をチョイス。それ程はっきりと味を主張しない程度のスパイシーさ。マヨネーズをつけると、ジャンキーな感じで酒が更に進む。最後は大定番の「ツクネ」タレ。この逸品は変わらんな。

自分から変わらなくても、環境変化や人間関係で、否応なしに変化はやってくる。自分から変化を求められる位の力は、酒飲みオヤジには残っていない。だから変化に流されボロボロになっていくのみ。

中野の街がどう変わっていくのか。それを何時まで見守る事ができるのかね。出来れば、還暦の大同窓会もサンプラでやりたいぞ。。。

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映画「ジェイン・ジェイコブズ」(ユーロスペース)

2018/6/12(火)

本を読まずに映像を見て済ます、というのは若い頃は唾棄すべき行為であった。まずは原典にあたらないと。でも、それは時間が無限にある(と思っていた)若者だから。最近「映画とかテレビみて分かった気になるならそれでいいじゃん」と。安きに流れている。

ジェイン・ジェイコブズの書いた『アメリカ大都市の死と生』。ニューヨーク都市計画に革命をもたらした彼女の書いた本は、今や都市論の古典的バイブルである。彼女を描いたドキュメンタリー映画を、渋谷のユーロスペースでやってると。しかも火曜は割引ディだ。出撃。

都市の映像。人類の人口爆発で、都市に人がドンドン集中する。人口増加とモータリゼーションを背景に、都市の近代化を図る「都市開発の帝王」ロバート・モーゼス。スラムを撤去し、モダニズムを背景とした近代的ビル群とハイウェイの整備を推進。

そんな開発が、ジェイン・ジェイコブズの家の近所の公園に道路を貫通させる事になった時、彼女は敢然と立ちあがった。それにしても、物凄く勧善懲悪的な描き方だな、この映画(笑)。しかし、その後の歴史が残酷なまでに「結果」を明らかにしている。

机上プランで作られた近代的な団地。スラムから移住させられた人々の暮らしは荒れていく。貧富の格差や人種差別を結果的に助長させて荒廃。ダイナマイトで、そうしたビル群が次々に爆破され壊されていく「その後」の衝撃的な映像が出てくる。SFみたいだ。

ジェインを中心とした市民運動の勝利。公園も、グリニッジ・ビレッジも、ソーホーも結果的に守られた。レイチェル・カーソンが『沈黙の春』を出し(環境問題)、公民権運動、フェミニズム(あの頃はウーマンリブといったな)の流れが噴出した時代。その歴史の中の一コマ。

ル・コルビジェは飛行機で上から見下ろした風景を元に都市計画を作った。それが万博を契機に、安っぽく荒っぽい方法で模倣されてアメリカに入って、各地で都市計画ブーム。何故それが、上手く行かなかったのか。

結局は、「生活者」の視点で都市を考えられなかったから。街路とそこに暮らす多様な人々の存在そのものが、活気あふれる街を形成していく。サンプラをぶっ壊して箱モノをドンドン作ろうとした、どこかの区長とモーゼスの姿がダブる。

う~ん。やっぱり『アメリカ大都市の死と生』をちゃんと読むかな。自分にそんな時間は残されているのだろうか。JAZZ研部長が言うように、本物のニューヨークも見てみたいしね・・・

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映画をみるまえにビールでも、と思ったが自重。道玄坂をのぼって映画館へ行く前に、スパゲッティ屋「パンチョ」で「ナポリタン」。大盛無料なんだが、自信がなく並盛で。それでも十分なヴォリューム。何とか完食。正しく昭和の「ナポリタン」であった。。。

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ガード下の人気店 御徒町「かつ仙」

2018/6/11(月)

倶楽部カツ動報告。御徒町の駅改札付近からアメ横側の路地に入らず、ガードをくぐる。山手線の外側に出てから、上野駅方面に線路沿いに進んで行く。この辺りは一大飲食店街。昼から飲める店も多い。でも、今日は酒ではなくランチ。

ガード下沿いに上野方面に進んですぐ。ここに人気店「かつ仙」がある。中央にコの字のカウンタ。両脇にテーブル席が2~3。奥が厨房という小ぢんまりした店。ありゃ。満員か。とりあえず自販機で食券を買う。

チョイスしたのは、店前に看板が出ていたメニュー「ひれかつ丼」。すぐに席が空いて、案内される。待つこと暫し。やってきました来ました。これか。卵でとじないで、その代わりに中央に温泉卵。なる程のアイデア。

その周りにカツが、ずらりと敷き詰められている。そしてソース。ほほ~。ここのはカツがあらかじめ、ひと口大にカットされているんですね。では、まずカツから。ガブリ。柔らかくて旨味たっぷり。確かにヒレカツだ。

下にはキャベツが敷き詰めてあり、ご飯の量も結構な盛り。大盛無料のようだが、普通にしておいて良かった。ワシワシ食べ進めて完食。650円で、このレベルの「ひれかつ丼」が食べられるのは貴重。さて。また御茶ノ水まで歩いて帰りましょう。。。

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写真展「天空から見た新宿風景」(新宿歴史博物館)

2018/6/10(日)

これまでも新宿歴史博物館では、各時代別の街の風景写真を、何回かに分けて展示してきた。その展示がひと段落したのか、今回は切口をかえて「天空から見た新宿風景」という写真展を開催中。

「天空から見た」だから、航空写真とか上からのが多いけど、今まで通り街の懐かしい風景も見せてくれる。ほほ~。一番古い写真は1928年ですか。ここまで古いと、自分どころか、自分の親父も生まれていない。

よく、こんな昭和初期の写真が沢山残っているな。西新宿の広い池みたいなのが淀川浄水場。今の高層ビル街の所ね。パッと見で分らなくても、幹線道路とかランドマークで検討をつけていくと、大体今のどの辺りの風景かが分かるのが嬉しい。

戦時下で瓦礫の山と化した新宿。そして終戦。買出し列車や闇市風景。この辺は、話に聞いたとか映像で後追いで見た世界。でもそもそも我々が生まれたのは、実は終戦から20年も経っていなかったのだよ。何だかな。

徐々に我々も生まれた後の写真に。そうか。絵画館前の池は、子供用プールとして開放されていたのか。道理で我々が学生の頃、あの池に皆で飛び込んだ訳だ。幼児期の追体験なんですな(笑)。

東京オリンピックを契機に、街はどんどん変わっていく。新宿西口広場が今の形状になったのは、1960年代後半。そして淀橋浄水場がなくなり、超高層ビルが次々に建てられていく。それでも航空写真で見ると、高層ビル用地の周りは、結構平屋の家も多かった。

早稲田界隈や四谷界隈も。こうやって見ると、新宿区も結構広いね。200枚以上の写真で振り返る「街の変遷」。中野区も、サンプラを壊す壊さないとかいってないで、こういう過去の歴史記録を、しっかりと保存・展示してもらいたいものだ。。。

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「中国思想と西洋思想の出会い」(リバティーアカデミー)

2018/6/9(土)

「白雲なびく~」もあれば「お~お~明治」のヴァージョンもある、明大前駅の発車ベル音。この駅に降りると、完全アウェー感。今日は明治大学リバティーアカデミーの無料講座。和泉校舎に来るのは久しぶりだ。

絵に描いたような二日酔い。この街で昼飯、と思ったがパスだな。まずは本屋に顔を出そう。駅前の小洒落たビル。一階に「京王ストア」。ここの2階に京王電鉄系の「啓文堂書店」明大前店。いかにも、な駅前書店。

ほ~。同じフロアに「WIREDカフェ」がある。明治は意外にお洒落な学生が多いのか。昔は、うちと明治のどちらがよりバンカラか、という感じだったがね。さて。キャンバスへ向かいますか。

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和泉校舎。新しい建物が幾つも軒を連ねている。御茶ノ水校舎もリバティタワーとか、皆新しいしなぁ。金持っているね、明治。逆に、これくらいインフラ投資しないと少子化時代の大学は生き残れないのかも。

本日の会場は、キャンパスに入ってすぐ右側の図書館の1階ホール。お題は「中国思想と西洋思想の出会い」。何で、これ聞こうと思ったんだっけ自分。本年度から、明治は文学部に「哲学専攻」を新たに設けた。その開設記念のようだ。

中国の近代史といえば、まず「アヘン戦争」。そして「日清戦争」。イギリスや日本との戦に負け、近代化の必要性を痛感した時以降、中国の思想家達は「西洋思想」とどう向き合い、取り入れていったのかを考えた、という話。

要は、世界史という大きな文脈の中で、中国は儒教などの伝統を生かしつつ、西洋思想をも取り込むという知的努力をしてきたという事。一方、日本は単に「追いつき追い越せ」と西洋思想を模倣・利用しただけで、伝統思想を活かそうとしなかった。成る程ね。

しかし、結局は中国は日中戦争後に中華人民共和国が成立しマルクス主義が席捲。毛沢東の指導の下、文化大革命などを通じて、近代化に向けた思想家の努力も消えて行ってしまった。現代の中国で、それがどうなっていくのか・・・

現代の中国の話となると、講師の歯切れが悪くなるのは仕方がない所。世の中には、いろいろとニッチな研究をしている人がいるもんですな。知的刺激はうけたが、何にいきるのかね二日酔いのオヤジ。

終わってキャンパスをフラフラ。へ~。キャンパス内に「三省堂書店」があるんだ。その下は、昔でいう学生向け売店かと思いきやコンビニ仕様。そりゃそうだ。学生のライフスタイルも変わっているという事だ。

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結局、昼飯食い損ねた。どうする。と考えるまでもなく野方に移動。16時の「第三秋元屋」の口開け。所謂「ヨジアキ」ですな。最近、この昼食抜き/夕方飲みパターンが増えている気がする。どう考えても、体に悪いぞ。黒ホッピーください。

今日は「マカロニサラダ」にしてみた。本店はフリッジのマカロニを使っているが、ここは極太のストレート・マカロニ。旨い。何時もは「ポテマカ合い盛り」なのだが、これなら「マカロニ」単独でも充分だな。今度から、これで行こう。

先日、まさかの品切れだった「レバフライ」。今日はしっかりとゲット。ブルドックソースをぶっ掛けて、と。昭和のオヤジですが、何か。最後は焼き物。おや。ロッテ・ファンのアベック(死語)がやって来た。少しだけ情報交換。さて。帰って晩酌じゃ。。。

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ホームパーティへの助走 荻窪「晩杯屋」

2018/6/8(金)

今でもあるのかは知らん。我々が子供の頃は「お誕生日会」というイベントがあった。誕生日の祝いに自宅パーティ。自分が呼んだ友達に参加してもらう。でも、呼ばれないのに参加する人もいて、そういう時は気まずい空気。

今日のホームパーティも、「呼ばれていない誕生日会に参加」する感じで嫌だなぁ。何で行く事になったんだっけ。そうか。そ~すけも来るから一緒に遊ぶ要員か。でも、素面では参戦できんぞ。最寄り駅の荻窪で、自主的にゼロ次会。

青梅街道に面した、一番東よりの立地。荻窪が誇るラーメン屋「春木屋」の隣。極安立飲みの「晩杯屋」荻窪店。相変わらず繁盛している。少し詰めてもらい、カウンタ入口付近に。黒ホッピー。

ホワイトボードメニューに「ロールキャベツ」が新登場、と。では、そこから行きますか。思ったより大ぶり。ホワイトソースはサラサラ。これはツマミとしては十分旨い。胡椒も効いているのがイイね。

後は定番メニューの「レバホルモン」であっさりフィニッシュ。勘定は1,090円。さて。焼酎と赤ワインでも買って、バスに乗り込んで出撃じゃ。(この後、撃沈されてヘロヘロになって、記憶をなくして帰ったのは想像に難くない)。。。

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「ビッグデータの罠」(一橋大学開放講座)

2018/6/7(木)

如水会館へ。神保町とか、この界隈に歩いて来られるのは、会社が御茶ノ水駅前にある恩恵。先日、JAZZ研部長が酔っぱらって「定期券の有難さ」を語っていたが、確かにこうして都心でフラリーマンをやれるのも、あと僅かだ・・・

先月に続いて一橋の開放講座。今日のお題は「ビッグデータの罠」。一橋の岡田先生が「データ独占をどう考えるか」と理論的側面を語る前半と、楽天の北川執行役員が「楽天の成長とイノベーション」を語るビジネスサイドの話の二本立て。

岡田先生の話はまず、「デジタル・プラットフォームの特徴」「データとAI」といった一般的な状況の説明。GAFA(グーグル、アマゾンなどの巨大プラットフォーマー)へのデータ集中が、この後何を起こすのか。イノベーションの可能性も大きいが、弊害も。ふむ。

後段は「ビッグデータと競争政策」。データの集中はプラットフォームの支配力を強める方向に働く。そうか。だからヨーロッパ、一生懸命規制の枠組みを作ろうとしているのか。米国は寛容で、日本は緩い。だから域外適用とかでビビる。GDPRとかね。

それでも日本でもアマゾンが「最恵国待遇条項」とか「同等性条件」で叩かれている。今後はさらに、巨大なM&A等によって企業結合とかが進展する可能性。ビッグデータの競争政策はどうなっていくか。岡田先生は競争政策のプロで、公取の関係者なんですね。

講師が変わって楽天の北川さん。若い。1985年生まれかぁ。もう自分は会社に入っとる。日本の大学を経由せず、直接ハーバード大学に進学して数学と物理学の博士。30歳そこそこで楽天の最年少執行役員CDO(チーフ・データストラテジー・オフィサー)。

まず楽天の歴史を紐解く。そうだよね。今さらながら楽天は、1997年創業という若い会社なんだね。昨年のグローバルでの流通総額は13兆円。楽天カードのショッピング取扱高は6兆円で、いつの間にか日本一のカードに。

楽天の戦略は「ブランド」「メンバーシップ」「データ」を中心に据えている、と。グローバルでのECビジネス展開のために、まずは世界でのブランディング。NBA(バスケ)のウォリアーズやバルサ(サッカー)への出資。そら、イエニスタも神戸へ来ますわな。

メンバーシップこそが楽天のビジネスの中核か。ポイントプログラムとカードを両輪として、様々なサービスのクロスユースを実現。酒飲みオヤジも気が付けば、楽天カードでしか買い物しないし。楽天エコシステム(経済圏)に完全に取り込まれとる。

今後は更に、このエコシステムを拡大するために、オープン・プラットフォーム化を考えていると。そうなると、まずまずビッグデータが集まってくる。そこで最後に考えるべきは「データの価値とは?」。いや~。目から鱗。良い話が聞けました。

終わると20時過ぎ。もう3日も酒飲んでいない。手が震えているぞオヤジ。でも、今日も居酒屋に寄らずに帰ろう。もはや普通のサラリーマンだな、自分(苦笑)。。。

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«「本の未来・書店の未来」(日比谷カレッジ)