昔ながらの立喰い蕎麦 昌平橋「六文そば」

2017/10/16(月)

「富士そば」に代表されるチェーン店系が、近代資本主義的な店であるとしたら、この店は明らかに前近代的な店である。下町を中心に、10店舗にも満たないがチェーン展開はしている。しかし、提供する蕎麦を見れば判る。

「六文そば」は、御茶ノ水界隈では須田町と昌平橋を渡って湯島方面に向かう途中の2か所にある。今日は昼に昌平図書館に行く用事。ついでにランチをすませようと、と寄った。何食うかな。店前の看板に「たぬきそばとミニ天丼セット 400円」。安い。これだ。

あっという間に両方が出てくる。では、蕎麦から。良くも悪くも、これが昭和の標準的な立喰い蕎麦じゃ。黒々とした汁。太目の茹でめん。小学校の頃から、中野駅前の立喰い蕎麦屋で育ったオヤジは、懐かしさに涙する。おい。会社に戻るのが遅れるぞ。

蕎麦をある程度平らげ、続いて天丼に。結構ヴォリュームあるな。かき揚げは、言っては悪いが全く贅沢でない。もちろん、玉ねぎなど野菜が入っている。こんなものだぞ、昭和の天丼は。かかっている汁も濃い目。だから、君は血圧が高くなったんだね。

400円で腹一杯。須田町の店の前は良く通るのだが、何だか常連さんが一杯いて入り辛い。だから、昭和の蕎麦を食べる時には、橋を渡ってこちらまで遠征してくるのだよ。何時までも店を新しくしなくて良いから、低価格のままで頑張って。。。

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いよいよ、あと一週間 新中野「もんし」

2017/10/15(日)

おいおい。いよいよ来週の日曜日はライブの本番だよ。大丈夫か。雨の中、楽器を抱えて本番前最後の練習にのぞむ。この期に及んで、不安が大きい。全員での練習が、今回は圧倒的に少なかった。どうなるか・・・

最後はヘロヘロになるまで、4時間近くみっちりと練習。日曜日だが、軽く反省会に行きますか。バンドの反省会の定番、新中野「もんし」へ。口開けの客となる。全体練習がなかったので、この店に来るのも随分久しぶりだ。

何時も通り390円のサンキュー・メニューから4~5品ほど。生ビールを飲み干して、黒ホッピーへ。イイ感じに出来上がる。そうか。最近、新メニューで〆の蕎麦が投入されたのか。では「一口蕎麦」を。今度の日曜日、頑張ろうね。。。

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本郷界隈を徘徊

2017/10/14(土)

東京大学の教室でロックが流れる。こんな瞬間に立ち会えるとは・・・

天気悪し。天気が良ければ秩父宮に行って母校の応援と思っていたが回避。次善策として考えてあった東大での講義に参加しよう。御茶ノ水から歩いて本郷三丁目を目指す。11時半前に到着。少し早いが、まずは腹ごしらえですね。

前々から一度行ってみようと思っていた、焼きそば専門店「まるしょう」。無事にカウンタ席に収容された。初訪問なので、王道の「ソース焼きそば」に行くのが普通。ところがへそ曲がりのオヤジは「ナポリタン焼きそば」をオーダ。だって、「ナポリタン」好っきやねん。

待つこと暫し。熱々の重い鉄板皿に載って登場。では一口。これは美味しいなぁ。この自家製の太麺。どんどん箸が進む。でも、このレベルだと「ナポリタン」そのものだ。パスタと焼きそばの違いは何? 小麦粉の種類? 今度、焼きそば専門家に会ったら聞いてみよう。

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腹一杯。中盛にしたのだが、普通でも良かったか。さて。東大に行く前に、もう一か所寄りたい所があるのだよ。東大病院の裏手から、東大構内に入らずに大きく迂回していく。お~。これが「無縁坂」か。初めて来たな。

丁度、昨日の対談で森鴎外の『雁』の話を聞いたばかり。何か繋がっている感じ。でも、我々の世代では「無縁坂」というと、鴎外ではなく「グレープ」なんだが。何。今の若い衆は「グレープ」を知らない? さだまさしは知っている? う~む。「♪忍ぶ、不忍、無縁坂・・・」

「無縁坂」をおりきって方向を転じ、今度は緩やかな坂をダラダラと上って行く。こっちは「暗闇坂」というのか。この坂を上り切って、東大の弥生門に着く直前の右側。目指す「弥生美術館」に着いた。

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「弥生美術館」では「はいからさんが通る」展を開催中。「大正♡乙女らいふ×大和和気ワールド!」。あの1970年代中盤の伝説のコミック「はいからさんが通る」の原画などの展示である。展示は1~2階。まず1階から。お~。懐かしい。

ほほ~。女子学生の袴スタイルは1899年に女子高等師範学校(現・お茶の水大学)で始まった、と。1930年には、洋装に移行してセーラー服とかに代わるので、僅か30年くらいの時代だったんですね。女子学生用の自転車の実物展示も。

え。何で酒飲みオヤジが「はいからさん」を読んでいたかって。多分、妹の部屋に落ちていたのを勝手に読んだのであろう。あれ、読み始めるとハマるよね。展示はストーリーに沿って進んで行く。飲み屋で喧嘩して少尉が小倉に飛ばされる。そして、戦地に行って戦死。

ん。戦死? そうだっけ。続きは2階で、ですか。許婚の少尉を失って、働きに出るヒロイン。大正後期の職業婦人・モガ。そうだ、そうだ。出版社に働きに出て、そこで出会った男と結婚する事に。結婚式の当日に関東大震災。そして、奇跡のハッピーエンド・・・

原画を見ながら、段々ストーリィを思い出し、最後の方は殆ど涙ぐむ怪しげなオヤジ。いや~。久々に大和和気ワールドにどっぷりと漬かってしまった。11月に新作アニメ映画で公開される、と。絵がちと違う気がする。流石に、オヤジが見に行く訳にもいくまい。

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「はいからさんが通る」展(弥生美術館):~2017.12.24(日)

さて。本題の東大での講演会じゃ。開始時刻の14時には少し早い。東大構内を散歩。これが三四郎池ね。よく、大学構内に池が無防備にあるな。我らが母校なら、間違いなく誰かが飛び込むので埋められそうだ。現に馬場のロータリィも歌舞伎町も水がない(笑)。

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文学部の大教室での講演。お題は「ロック・ミュージックと現代思想」。講師はフランス現代哲学を研究している東大文学部の鈴木泉准教授。中年のロックオヤジのイメージそのもの。と思っていたら、自分より1歳年下か。へ~。これ、集英社の寄付講座なんだ。

1960年代後半に若い世代の意識変革に大きな影響を及ぼしたロック・ミュージック。フランスを震源地として知の最前線となった現代思想。この2つのムーヴメントは、同時代的に交わり影響を与え合ったのか・・・

連続テレビドラマ「ひよっこ」の時代。1966年にビートルズが来日し、「ツィッギー」が来日してミニスカートが大流行。この辺りがロックの大きな転換点であった。カウンターカルチャーが隆盛し、文化革命・政治革命がおこる。「パリ5月革命」から「安田講堂」。

ビートルズのアルバムジャケットの変遷を見せながら、曲のさわりを流す。東大の大教室でロック(笑)。『ラバーソール』『リボルバー』ときて『サージェントペパー』へ。この底流にある神秘主義・東洋思想への傾倒やサイケデリック・ロック。

サイケデリックの哲学は「知覚の拡張」と「現実の多次元化」。これをハックスリーやティモシー・リアリーはドラッグを使ってやろうとした。音楽はベルベット・アンダーグラウンド、ドアーズ、ジミヘン、ジェファーソン・エアプレイン、そしてグレイトフル・デッド。イイね。

一方、フランスの現代思想でジル・ドゥルーズの話。超越論的経験論は正に知覚の拡張をドラッグ抜きでやろう、というの話だし、反復の哲学「リトルネロ」は、ロックの「リフの美学」に繋がっている。そして「リズム・ビートの美学」。ドゥルーズの読んでないオヤジも頷く。

若い子と話すと「まだロックなんて聴いているんですか。あれは終わった音楽でしょ」と言われると。でも、ノスタルジーと言われようが、ロックは20世紀最大の文化だと言い切る。そうだ、そうだ。何か、その内ディスク・ユニオンとかで会いそうですね、先生(笑)。

あっという間の1時間半。この後30分延長して、司会(英米文学研究・翻訳家の柴田元幸だった。東大の特任教授やっているんだね)と2人で、会場からの質問を受けつつ対談。東大生(?)の質問も、面白い。

サイケデリックとかサマー・オブ・ラブ。この辺の時代の研究が、実は自分の主戦場。もう歳をとって来たし、もっとピッチを上げて頑張らないと。そうでないと、ただ酒飲んで昔のロックを聴いているだけのオヤジと思われるぞ。(事実、そうなんだが)。。。

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イベント「散歩本と歩く東京」(東京堂書店)

2017/10/13(金)

神保町すずらん通りの真ん中に鎮座する「東京堂書店」。神保町の歴史、出版界の歴史そのものを体現するといっても過言ではない老舗。余りに恐れ多くて、普段は近づかないのだが、今日は珍しくイベントに参加。6階のホールへ。

ドイツ文学者の池内紀とエッセイストの坂崎重盛の2人のトークイベント。池内紀が『散歩本を散歩する』を出版した。雑誌「散歩の達人」に連載してたやつね。それで対談が実現か。そういえば店内に、特設の散歩本コーナもできている。

「人生は散歩のようなもの」という人生観を語る。そして「散歩好きは役に立たない人が多い」(笑)。オヤジの事か。そこからステッキの話に。夏目漱石『三四郎』の時代、学生でもステッキを持っていた。坂崎翁は、自宅から組み立て式のステッキを持参。仕込み、ですね。

漱石、森鴎外、幸田露伴、永井荷風、今和次郎などなどの話。漱石の主人公は皆、よく散歩する。鴎外の『雁』の主人公の青年はつまらない奴だ、と。成る程、成る程。自分は、この辺りの文学系の基礎教養が不足しているなぁ。

池内紀が関西からの上京組なのに対して、坂崎翁は東京生まれの東京育ち。だから「記憶にある街」と「未知の街」、散歩の対象が違う、と池内先生。いやいや、自分は下町の生まれ育ちだから、全然知らない街が多い、と坂崎翁。

「切手屋、コイン屋がある街は、良い街である」「散歩して、疲れたら一杯飲んで帰る。祝祭的一日の終わり」「散歩と読書は歳をとってからが楽しい」などなど。自分も散歩の達人になりたいものだ。先立つものさえあればね・・・

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終わると21時近い。今日はまだ、飲んでいない。金曜日だし、このまま帰ってもだな。そうだ、久々に新宿三丁目のロックバーに顔を出そう。先客は3人。金曜日だから繁盛している。自分はウォルター・ベッカーの追悼に来たのだよ。

「スティーリー・ダン」のウォルター・ベッカーが先月の上旬に亡くなった。突然の訃報。その影響か、盟友のドナルド・フェイゲンの来日も急遽中止に。まだ70歳にもなっていなかったのに・・・

まずはファースト・アルバム『キャント・バイ・ア・スリル』から「リーリン・イン・ザ・イヤーズ」をリクエスト。お~。マスタがライブ盤の方をかけてくれる。ハイボールを2杯程飲んで、最後は超名曲「エイジャ」もリクエスト。

スティーリー・ダンの6枚目のアルバム『彩(エイジャ)』のタイトルチューン。スティーブ・ガットのドラムにウェイン・ショーターのサックス。何時聴いてもカッコいい曲。このアルバム、高校生の時に聴いてぶっ飛んだ。何じゃ、この世界は。もう40年前の事か。歳をとる訳だ。

もう22時か。帰らねば。マスタ。今度また、ゆっくり寄らせてもらいます。。。

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休肝日のはずが・・・ 中野「第二力酒造」

2017/10/12(木)

アーサー・ランサムのランサム・サーガの一冊に、『海へ出るつもりじゃなかった』という名作がある。留守番で船を任されていたウォーカー兄妹が、荒天の海での航海を余儀なくされ、海峡を渡ってオランダまで行ってしまう話。

今日は休肝日。出がけに晩飯のおかずの打合せもばっちり。帰り支度をして、廊下を歩いていると・・・ 何でここで先輩と会いますかね。「元気?」「元気ないです」「飲みに行こうか。空いてる?」。そりゃ、休肝日ですから空いてます。こんなはずではなかった。

18時半過ぎに中野駅で待ち合わせ。南口レンガ坂のイタ飯屋かと思いきや、「第二力酒造」へ、というお言葉。へへぃ、喜んで。北口へ廻りこんでいく。さて、問題は空席があるかだな。1階は満員のようだ。2階の座敷へどうぞ、との事。ラッキー。

生ビールで乾杯。ここへ来たら、やっぱり刺身でしょう。「鮪」に「戻り鰹」に「イカ」。この「中トロ」の美味しい事。それなりの値段はする。でも某家具屋ではないが「お値段以上」のクオリティ。あ~。今日は贅沢したな。

結局、3人で白ワインを2本と冷酒の4合瓶。「貝刺し盛り合わせ」も「カキフライ」(もう、そういう季節になったのだなぁ)も食べた。店の自家製マヨネーズを使った「野菜サラダ」も、何気に旨かった。あぁ。あの時、廊下で会って良かった(笑)。

そう言えば、風の噂にランサムの『ツバメ号とアマゾン号』は昨年、イギリスで映画化されたとか。日本でも上映して欲しいぞ。ちなみにアーサー・ランサムはイギリスの対外情報部員(MI6)だったとか。伝記も出ているし、もう少し研究してみるかな。。。

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猫のいる居酒屋? 中野「豊海屋」

2017/10/11(水)

17時半過ぎに会社を出ると、もう真っ暗だ。秋の日は釣瓶落とし。といっても、まだ気温が高い気がする。でも油断していると、ドンと気温が下がって寒い日が来るのだよね。中野の街で軽飲みじゃ。

今や中野の最ディープエリア「新仲見世商店街」。この昭和を色濃く残すエリアにある「豊海屋」。随分来ていなかった。半年ぶりか。先客は2組。無事にカウンタの一角に陣取る。マスタがわざわざ出てきて、ご挨拶。ママも、じきに来て「お久しぶり」。ご無沙汰です。

瓶ビールをもらい、のんびり飲み始める。お通しの肉は、中華系のスパイスを利かせて柔らかく煮てあって抜群の美味さ。「豊海屋」は一見場末の街中華に見えて、クオリティの高い料理を出す名店なのだよ。

さて。ここに来たら、まず「棒棒鶏」を食べないと。この店の名物の一つ「麻辣料理」。この「棒棒鶏」も普通に見えるが、実は結構辛い。酒が進む。黒ホッピーに切り替えて、と。そうだ。「餃子」も頼まないと。「焼」か「水」か。今日は「水餃子」で。

この自家製の厚手のモチモチした皮。やっぱり「豊海屋」の餃子は旨い。目と鼻の先に餃子専門店「やまよし」が出来て影響を心配したが杞憂であった。ママも「客層が違うし、全然影響がない」と笑っている。一安心。

珍しく「鶏肉とカシューナッツ炒め」も注文。細かく刻まれた具材が美しい。何を食べても旨いな。おや。猫君、久しぶり。元気そうで何より。こっちは老いぼれる一方だけど、何とか踏みとどまっているよ。お互い、美味しいものを食べて、もう少し頑張ろうね。

腹一杯になって、揚げ物まで行きつかず。また寄らせてもらいます。ご馳走様。。。

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開放講座「日本の酒 世界を行く」(如水会館)

2017/10/10(火)

やはり講座内容に惹かれるのか、それともサントリーの新浪社長の話を聴きたいのか。如水会館の会場は大入り満員。最近は2階奥の部屋が多かったが、今日は手前の大きい方の部屋を使っている。皆、酒が好きという事か(笑)。

まずは一橋大学経済研究所の都留教授の講演。この人、『日本企業の人事改革』とかの著書もある、バリバリの労働経済学者のはずだが、酒の研究も真剣にやっている。酒ばっかり飲んで酔っぱらっている、どっかのオヤジと大違いだ。

日本国内の酒類消費数量の停滞と減少を背景に、日本の酒類のグローバル化(輸出と現地生産)が急ピッチで進んでいる。今の若い衆は、酒飲まないからねぇ。清酒は米国や香港へ。ウィスキーは米国やフランス、ビールは韓国や台湾への輸出が多い。ふ~ん。

清酒(日本酒)は2003年頃から状況が一変。本格焼酎ブームと酒類小売自由化によって、清酒内需が減少したので、押し出されるように海外に向かった。それが東日本大震災後の被災地支援購買を契機に、高級酒志向と新製品開発で加速。

清酒の風味の進化にはワインの影響が多分にある。ワイン市場に食い込み、西洋料理とのマリアージュの研究が進む。確かに、今の良い日本酒は、地域の個性(テロワール)が意識されている。「和食と一緒にクールジャパン」ではダメで、ワインそのものと戦え、と。

ビール大手各社のグローバル展開。しかし、ここに新しい波も。米国では既に、クラフトビールのシェアが20%にもなっている。ラガーの高品質路線だけでは、世界の趨勢に乗り遅れる。「味の差別化」が、これからの勝負の分かれ目。

日本のウィスキーは国際的に高い評価を得ている。しかし、現在は供給能力に問題がある。醸造するのに10年。しかしウィスキー業界にも小規模のベンチャー企業が続々と新規参入。あとは、このメイドインジャパンの国際評価の品質をどう維持していくか。

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いや~。酒にまつわる与太話でも聞けるのかと思いきや、こんなにしっかりとした現状分析と未来への提言。勉強になりました。ここで講師が替わり、今度はサントリーの新浪社長が登壇。こちらは打って変わって、現役経営者の力強いプレゼン。

日本のM&A市場3番目の巨額となった、サントリーによるビームス社買収。これを、いかに成功させるか。ポイントは「トップのコミットメント」「コアバリューの浸透」「ガバナンス体制」にある、と。

特に「コアバリューの浸透」。200年の歴史を持ち、「アメリカの心」とも言えるバーボンを作っているビームス社。ここに創業118年のサントリーの精神や企業風土をどう植えこんでいくのか。現場の技術者同士は意気投合でも、本社スタッフがやっかいか。

「ボトル」を売るのではなく「リラクシングタイム」「リフレッシィングタイム」を売る。そのためには「悠々として急げ」。人や酒を育てるのは一朝一夕では出来ない。矛盾を解決していくのがマネージメント層であり経営者だと。

経営者として一番大事な事は、「パッション」を持っていること。そして何事もやり切る。何よりも「差別化」。人と同じことをやっても仕方がない。新しい事にチャレンジ。「やってみなはれ」。話をきいて、元気も出たし、自分の人生を考えさせられた。よし。やってみないと。。。

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「麻田浩展 静謐なる楽園の廃墟」(練馬区立美術館)

2017/10/9(月)

体育の日、といえば運動会と相場は決まっている。今年も健保の運動会で、豊島園に出撃。野方から歩いて、8時半前に無事到着。今日は天気が良い、というか良すぎるぞ。午前中から暑い。本部テントで水分補給ばかりする、使えないオヤジが一人。

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プログラムが順調に進み、15時過ぎに解放される。ラッキー。実は帰りに寄りたい所があるのだよ。豊島園駅の裏手から住宅街を抜けて、中村橋駅方面に歩いて向かう。このルートは、昨年開拓済み。

無事中村橋に到着。居酒屋「大天」が既にオープンして、酒飲みオヤジを呼んでいる。でも、今日の目的地は違う。練馬区立美術館に行かないと。ここで「麻田浩展」をやっているはず。チラッと紹介パンフを見てピンときた。これは、自分好みの画家では。

1931年生まれの麻田浩は、父も兄も画家。違う道に行けといわれ、同志社大学を出て就職。しかし、絵への思いを断ち切れず、結局は画家の道を進んだと。1Fの展示室の入口正面に飾ってあるのが「原都市」。この1枚が、画家・麻田浩の特徴をほぼ表している。

初期の絵から観て行くと、その変化がよく判る。1965年頃にヨーロッパに渡り、明らかに作風が変化する。シュルレアリスムっぽい絵。やっぱり、もろ自分の好みの絵であった。この地表とクレーター(?)とか水滴とかで表現される謎の世界。イイね。

極め付きは2F展示室の中頃にある「悲の地」3部作。(黒)(赤)(光・風)と名付けられた3枚の大作。そして「原都市」「原風景」と称される、室内であったり都市風景であったりの、どこか失われた世界を感じさせる大作群。

晩年、病に苦しみながらも、こういった大作を描き続きた。そして1997年、自ら命を絶つ。没後20年で企画された今回の展覧会。知らなかったなぁ、こんな作家がいるなんて。絵の世界は奥が深い・・・

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「麻田浩展 静謐なる楽園の廃墟」(練馬区立美術館):~2017.11.19(日)

さて。今日はオフクロの誕生パーティをやるので、早く帰れと厳命されていたのだった。傘寿。酒飲みの息子も歳をとるわけだ。ん~。少しだけなら「大天」に寄れるか(笑)。カウンタに陣取り、黒ホッピー。

今日は定番の「お手軽セット」ではなく、「おつまみ4種セット」にしてみた。この後のパーティーを考えると、理想的なヴォリューム。「ハムカツ」も、いっておくか。280円。よし。気持ちも、リセットできた。勘定は1290円。何時も思うのだが、これで商売になるのだろうか。。。

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いつの間にかお洒落なダイニングバーに 中野「チキンレッグ」

2017/10/8(日)

中野駅北口のラーメンストリート。その丁度真ん中。ラーメン屋「青葉」の目の前の飲食店雑居ビル。前にロックバー「アサイラム」があったビルだ。あのジャクソン・ブラウン命のマスタ、その後どうしているかなぁ。一度だけビルボード東京でバッタリ会ったっきりだ・・・

最近、ここの前を通ると「ローストビーフ丼」とか、肉バル系ランチを出している店の立て看が気になる。「チキンレッグ」。今日のランチで、思い切って行ってみますか。階段をのぼって2Fの正面。ここは前は、タイ料理店がランチバイキングをやっていた場所だ。

店内に入る。見違えるような、お洒落な空間に生まれ変わっている。ありゃ。オヤジには不似合いな処に来てしまったか。入ったからには仕方がない。奥のテーブル席に腰掛ける。名物の「ローストビーフ丼」にするか、メニューを見て迷う。

選んだのは「山賊からあげプレート」。信州松本名物の鶏竜田揚げ。ニンニク醤油を利かせてある、と。揚げ物大王としては、必然のチョイスでしょう。店はキッチン1人、ホール1人の2人体制で運営しているようだ。少し待って登場。

では、まず「山賊からあげ」をガブリ。あまり濃い味付けでない。これ位が丁度良い。ご飯の量もオヤジには適量。ワシワシと食べ進む。あっという間に完食。これで780円は安いのではないか。

「チキンレッグ」は阿佐ヶ谷、吉祥寺に続いて3店舗目がこの中野店のようだ。ローカルなチェーン展開なんですかね。料理はしっかりとしていた。値段次第だが、使い勝手が良さそうなら夜に一度来てみますか。ご馳走様。。。

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マスターは元気だった 都立家政「竹よし」

2017/10/7(土)

全社会議で終日、会社の会議室に缶詰。ただでさえ週前半の出張でヘロヘロなのに、土曜日に座りっぱなしは辛い。ようやく解放されたのは17時半過ぎ。珍しく、終了後の懇親会はなしと。では、軽く飲んで帰りますか。

18時前に都立家政「竹よし」に到着。口開けの客となる。先週前半に4日ほど休んだ、というがマスタは元気そうでなにより。まずはビールをください。いや~。今週は疲れたぞ。ビールが五臓六腑に染み渡る。

「刺身盛り合わせ」小盛りをオーダ。丁度出来上がるころ、他の客が一人、二人。刺身は「鮪」に「鯛」「ヒラメ」に「エビ」でしょうか。相変わらず「竹よし」の刺身は美味しいぞ。特に、旅から帰ってきて一杯、という時にホッとする。冷酒をもらいますか。

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目の前のカウンタ上にズラリと「串焼き」。これは仕込みをする方が大変そうだ。他の客が「串焼き」を頼むというので、便乗注文。何がいいかな。いろいろ目移りする。この謎の串は何だろう。

「それは白身魚の蒲焼風。2種類の白身魚をミンチして混ぜ合わせてある。身が崩れやすいので、いろいろな魚で試行錯誤してできた」と。ほほ~。では、その苦心作をいただきますか。旨い、旨い。何より、マスタが元気そうだったので一安心。また来ます。。。

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博多でラーメンを食べ損ねた。久々に「ばりこて」にでも行ってみるか。と「弐ノ十」の前を素通りしようとしたら、オープンエアの店内から見つかってしまった。まぁ明日は休みだ。もう少し飲んでいきますか・・・

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