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「上橋菜穂子と<精霊の守り人>」展(世田谷文学館)

2016/7/2(土)

上橋菜穂子は昭和37年生まれ。学年は違うが、自分と同じ歳である。自分が最初に出会ったのは図書館の児童書コーナ。1990年代。まだ、うちの子供たちが小さくて毎週のように図書館に通っていた時代。

そこで見つけたのが『精霊の守り人』。そもそもファンタジー好きだったオヤジは、一発ではまった。当時はシリーズがまだ完結しておらず、新刊がでる度に借りて読んでいた。一体、どの巻まで読んでいるのだろうか・・・

あの頃の図書館の児童書コーナは、新しい作家の宝庫。まだ荻原規子も森絵都もメジャーではなかった。子供たちが絵本を選ぶ間に、オヤジはヤングアダルトのコーナに行って、新しい作家との出会いを楽しむ。いい時代だった。

そんな上橋菜穂子もすっかりメジャーになり、今や「守り人」シリーズは綾瀬はるか主演でNHKで実写化が始まっている、と。こんな時代がくるとは、あの当時誰が想像できただろうか。そのお蔭もあってか、世田谷文学館で展覧会まで。会期末に顔を出す。

「守り人」シリーズの本の実物。今はソフトカバー版や文庫版も出ているんだね。シリーズの舞台となる国々の地図、そして各巻のあらすじ。これを読んでも、どこまで自分は読んだのか判明せず。家人も子供も全巻読んでいるのに。先を越されたなぁ。

テレビドラムで使った衣装やら小道具やら。ふ~ん。そもそもドラマ化されたのを見ていないオヤジ。どんな感じの映像なのか。あの『指輪物語』でさえ、完全映像化される時代。今や、何でもありやね。

一番共感したのは、上橋菜穂子の愛読書が並んでいるコーナ。アーサー・ランサムにサトクリフにルーシー・ボストン。何や。同じ本読んでる。そりゃ同じ歳だからね。スタートが同じで、かたや人気作家。こちらは偽・水戸黄門。この差はどこでついたんか。

まぁ上橋菜穂子は、「グリーン・ノウ」の作者ルーシー・M・ボストンに高校時代の留学時、わざわざ会いに行っているんだから凄い。大学で文化人類学を学び、それが物語にも生きているし。何も行動せず、酒ばっかり飲んでいるオヤジとは差がつくよな、やっぱり。

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世田谷文学館を出ると、目の前にあったゴルフ練習場が跡形もない。大規模開発して、マンションでも建てるのか。ここでも時代は変わる。帰りは芦花公園駅に戻らず、千歳烏山駅まで歩いて行くことに。

途中、烏山神社。結構大きな神社だ。今までは、この辺りを散歩した事なかったからね。ほどなく千歳烏山駅に。ここに本屋があるはず。「京王書房」。ところが、記憶の場所に行っても本屋がない。

ボケたか。スマホで場所を確認じゃ。え~。5~6年前に閉店した、と。25年ほど前に、何度か来た店で愛着があったのに。街の本屋よりも、もう少し規模が大きい、いい店だったんだよ。閉店した事も知らなかった。ショック。老兵は去るのみ、という事か。。。

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