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「<文春トークライブ>山中千尋」(紀尾井ホール)

2017/6/21(水)

四ツ谷駅から上智大学の前を通って、ニューオータニの方へ進む。ソフィア通りとか。超有名な料亭「福田家」の前を通り過ぎる。かの魯山人ゆかりの店。20年ほど前にビルに建て直したが、去年6月に「別亭ふくでん」の場所を本店にしてしまった。ここは閉鎖され閑散。

ニューオータニが見えてきた。その角に建つビルにあるのが「紀尾井ホール」。こちらも20年ほど前に出来たホールだが、初めて来た。シューボックス型というのかな。800名ほど収容の、割と小ぶりのホール。今日は、ここで山中千尋。聴くのは昨年12月以来だ。

定刻の19時を5分ほど過ぎたところで、トリオで登場。グランドピアノにウッドベースにドラムス。曲は山中千尋のオリジナル。「リビング・ウィズアウト・フライディ」だったかな? ピアノ・ソロでしっとりと初め、途中からリズム隊が入って疾走していく。あぁ、山中千尋だ!

本日は<トークライブ>ということで、1曲終わるとリズム隊は引っ込みトークショー。「極私的5つのピアノ名演と名曲」ということで、MCのオッサンと山中千尋が音楽を語っていく。今日がニューアルバム『モンクスタディーズ』の発売日だから、プロモーションですな。

山中千尋が好きな5人のピアニスト。グレン・グールド、ミシェル・ペトルチアーニ、ジョー・ザビヌル、ポール・マッカートニーにブラッド・メルドーの5人を挙げる。グールドはお父さんが好きで、小学校の頃から聴いていたと。うちの子にグールド聴かせたことはないな(笑)。

ペトルチアーニとメルドーは、何となく分る気がする。同系列(?)のジャズ・ピアニストだからね。そうか。メルドーのトリオのリズム隊のラリィー・グラナディアとジェフ・バラードは、山中千尋の原点『ホエン・オクトーバー・ゴーズ』のバックだったか・・・

ジョー・ザビヌルを挙げたのは意外。言わずと知れたウェザーリポートのキーボード奏者。でも、この後の後半の実演奏を聴くと「成程、こういうのも演るのね。そりゃザビヌル好きだわな」と納得。

ポール・マッカートニーをピアニストと言うかは置いておこう。大好きなようだ。わざわざ会場にザ・ビートルズ「ユア・マザー・シュッド・ノウ」を流し、このコード弾いてるピアノが好き、という。インスパイアされて小学校の時に作った曲を、ヴァイオリン奏者と一緒に披露。

15分の休憩を挟んで、後半は待ちに待ったトリオでのライブ。ニュー・アルバムの曲をガンガン演る。山中千尋はエレピ、ベースの中林薫平もエレキに持ち替え、エレクトリック・バンド仕様。このトリオで演るセロニアス・モンクへのオマージュの世界。どうだ。

「リズマニング」から初めて、バラードの「ルビー・マイ・ディア」。そして「パノニカ」。そして「ハッケンサック」とモンクの曲を続けて。最後はモンクへのオマージュとして作ったオリジナル「ハートブレーク・ヒル」。

アンコールはグランドピアノとウッドベースに戻って、定番の「八木節」。隣のおばちゃんが「最後のが一番良かった。前半はわからなかった」と言ったのが印象的。そうだよね。ジャズを聴きに来たらフュージョンでした、位の違いがあるな。自分はどっちも好きだけど(笑)。

終わると21時過ぎ。いつもだと、この時間からでも飲みに行くのが普通。でも最近は、帰るパターンを確立。給料日前で財布も寂しいし、歳とってくると眠くなるのが早いのだよ。帰って、山中千尋のCDでも聴いて復習ですな。。。

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