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イベント「山田太一ドラマの演出」(早稲田大学小野記念講堂)

2017/7/12(水)

朝飯抜きで年に一度の健康診断。昨年までは歌舞伎町裏の検診センターだったが、業者が替わったのか日暮里と鴬谷の間のセンターに来い、と。7時半過ぎに日暮里駅に到着。駅構内の「リブロ」。前を人は沢山通過していくが、売上はどうなのかな。

半日がかりで検査。もちろん、いろいろと悪いところが見つかる。体重と腹囲も増加して、厳しい指導が入る。また生活を見直さねば。やっと終わると、何と食事がついていた。検査結果が出そろうまで食べていろ、と。ふ~ん。病院飯にしてはまとも。

バリウムを飲んだので、本日もアルコール禁止。手が震えてきたぞ。幻覚も見える(嘘)。最近は代わりに胃カメラという選択肢もあるが、オプションで金がかかる。金を使わずに、休肝日になる一石二鳥。

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夜は早稲田へ。演劇博物館でやっている「山田太一展」の記念イベント。会場は大隈講堂の前にあるビルの地下「小野記念会堂」。我々が学生の頃は、ここには悪の巣窟・学生会館が建っていたがね。相変わらずジジババの多い客層。

NHKのドラマ畑にいた中村克史と、TBSのディレクター・プロデューサーだった堀川とんこう。そして聞き手として『敗者たちの想像力―脚本家山田太一』の著者・長谷正人。3人による座談会。

まず中村克史による「男たちの旅路」の話。当時NHKは、大河で倉本聰が途中で喧嘩降板したり幾つか事件があって大変だった、と。そんな中で連続テレビでもなく単発でもない、「シリーズ物」をやろうという事で出てきた企画。鶴田浩二を口説くのも大変だったとか。

お~。会場の大スクリーンで「男たちの旅路」のオープニング映像。このトランペット中心のJAZZっぽい音楽は誰、と字幕を見ていたら何とミッキー吉野だった。へ~。そして第一話も。鶴田浩二が長台詞を話す相手は、何と今や「相棒」の人と千葉県知事の人だ(笑)。

「俺は若い奴が嫌いなんだ」。鶴田浩二の有名なセリフ。いや~。懐かしい。シリーズ後編の車椅子をテーマにした「車輪の一歩」の回も少し上映。こういうマイノリティに対する視点とかも山田太一の特徴だ。

続いて堀川とんこうが「岸辺のアルバム」を語る。またまたオープニング映像。実際の多摩川で家が流れるドキュメント映像にかぶさるジャニス・イアン「ウィル・ユー・ダンス」。今見ても良いなぁ。「グッバイママ」で「ラブ・イズ・ブラインド」が受けたので二番煎じと話す(笑)。

ドラマの中での家が流されるシーンは最終回の1つ前なのに、ドラマ初回からこのオープニング映像は凄いな。そして中盤のクライマックス、国広富之が家族夫々の秘密を暴露して揉み合いになるシーンも。八千草薫が演ずる妻の「恐ろしいほどの孤独感」を描いたと。

そして最後は、東日本大震災後を描いた「時は立ちどまらない」(2014年)の1シーンも上映。やっぱり山田太一の、「苦しみのありよう」であったり、普段隠しているものがある瞬間に表出するシーンであったり、は凄味があるなぁ。

会場に、イベントが始まる直前に入ってきて客席で見守り、終わる前に立ち去った物凄く痩せたオジイサン。山田太一ご本人であった。まだまだ元気で新作を作って欲しいぞ。気が付けば、あっという間の1時間半。

バリウム後で酒を飲めないのに、随分遅くなってしまった。早く帰って、家でメシ食って寝ないと。物凄く久しぶりに、大隈講堂前から学バスに乗った。。。

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