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イベント「漂流民から始まった対外関係」(ゆいの森あらかわ)

2017/7/17(月)

一応は中野という山の手生まれ。だから下町の方は土地勘がない。荒川区というのは、その中でも縁がない所。だから町屋駅に降り立っても、右も左も分からない。まずは、街を一周してみますか。

お~。TSUTAYAがある。少し安心。今日は祝日・海の日。昼前だが結構客が入っている。店内で地図をみて、自分が何処にいて、これからどっちに行けば良いかをようやく理解。でも目的地に行く前に、まずは昼飯。

駅前にはタワーマンションが2つ。一つは低層階がショップになっていて、地階が飲食店街のようだ。ここで定食屋でも探してみるか。ほら。良さげな定食屋「ときわ」。中野駅南口のビル地下と同じように、再開発の時に駅前飲み屋街が地下に吸収されたのだろう。

しかし、ここはあまりに良さげ。ここに入ると、絶対に酒飲んでしまうな。この後は公共施設でのイベント。泣く泣く諦める。同じビルの地上階外にある立食い蕎麦「八起」へ。この蕎麦屋も、前は単独の立食い蕎麦屋だったんだろうか・・・

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昼メシを食ったところで、目的地の「ゆいの森あらかわ」に向かう。駅から歩いて10分弱。しかし暑い。あれがそうかな。「荒川区中央図書館」と「吉村昭記念文学館」「ゆいの森子どもひろば」の3つの機能が複合した5階建て施設のようだ。今年の春にオープン。

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何だか全体に広々とした贅沢な作り。図書館の座席数も随分沢山ありそうだ。これが地元に出来たら、住民は嬉しいだろうなぁ。1Fの児童書コーナから、上に順番に見て回る。最上階はガーデンテラスになっているぞ。

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そして、ここの2~3Fの一部分を使って「吉村昭記念文学館」。入場無料とは気前がいいな。作家・吉村昭は昭和2年に荒川区日暮里で生まれた、と。奥さんも作家・津村節子だ。吉村昭の業績を丹念に追う常設展示。書斎の再現もある。

自分は吉村昭というと、中学生の頃に読んだ『戦艦武蔵』位しか縁がないな。プラモデルで戦艦を多数作り、雑誌「丸」を買い、最後に行きつくのが小説類。ゼロ戦ものと並んで、艦隊ものとかを結構読んだ。その中の一冊。もっと読まんと、吉村昭。

14時からシンポジウム「漂流民から始まった対外関係 吉村昭を再読する」。へ~。この施設、1Fにこんな立派なホールまであるんだ。満員の盛況。作家の関川夏央、石田千、フレデリック・ショットの3人による2時間の対談。

といっても話は関川夏央が半ば強引に進め、フレデリック・ショットが応戦。石田千は朗読の役割が多かった。まぁ石田千は(本を読んで想像していた通り)「反射神経型」ではなく「じっくり考える型」だから丁度良いのかも。

話は吉村昭『海の祭礼』に出てくるラナルド・マクドナルドの話が中心。鎖国時代末期の利尻島に上陸し、長崎に移送される。そしてそこで出会った日本人たちに英語を教え、自らは日本語を習得しようとしたと。

パネラーの謎の外人オヤジ、日本語上手いな。フレデリック・ショットは、作家・翻訳家にして日米交流史研究家だと。元々はマンガ論とかで名をはせた人らしい。知らない。勉強不足だな、酒飲みオヤジ。もっと頑張らんと。あっという間の2時間。

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さて。ここから、どう帰ればよいのやら。そうだ。都電に乗れば、最後は勝手知ったる早稲田まで行くのでは、と乗り込む。乗客はジジババと家族連れ多し。そもそも今は「東京さくらトラム」というのか、この路線。何時からだよ、知らねえよ・・・

小一時間かかって、自分の知っているエリアに出る。学習院下で下車して、歩いて高田馬場を目指す。本当は、馬場で一杯飲んで帰りたいところ。でも祝日・海の日に家族をほっぽって出かけた手前、早く帰らねば。暑かったから、今日も家で晩酌だな。。。

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