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日比谷カレッジ「アルセーヌ・ルパンの魅力とは」

2017/8/29(火)

日比谷図書館に。心もち日が暮れるのが早くなったか。今週末は、もう9月。子供の頃は、夏休みが終わるのが辛かった。クーラーも何もない時代だったが、部屋で扇風機をかけ、ゴロゴロしながら本を読む至福の時間。

子どもの頃、夢中になったのは江戸川乱歩。若い衆は知らないか。「怪人二十面相」とかを書いたエロオヤジ(笑)。全集を片っ端から読んでいった。「アルセーヌ・ルパン」シリーズに夢中になったのは妹の方。あの頃はルパン、ホームズか少年探偵団という時代。

乱歩好きとは言っても、ルパンもホームズも読みましたな。友達が「ルパンのこの話は怖かった」とそっと教えてくれると、ビクビクしながら読んだっけ。あれは『813』だったか『黄金三角』だったか。遠い夏の日・・・

日比谷カレッジで「アルセーヌ・ルパンの魅力とは」という講演会を見つけて出撃。講師は翻訳家で、ルパンシリーズの新訳にも取り組んでいる平岡敦。ほ~。今日は4Fの小ホールなんですね。相変わらずジジババが多いが、若いネーチャンも。流石はルパン!

ルパンの初登場はフランスの月刊誌「ジュ・セ・トゥ」で1905年だったと。もう100年以上前だ。ルパンの魅力はキャラクター(芸術家肌の怪盗、変装の名人)、舞台設定(アガサ・クリスティより早くクローズト・サークル物を)、そして大どんでん返し。大きく頷くオヤジ。

パワポで絵を見せながらの解説。フランスで単行本になった時の表紙。レオ・フォンタンが描いた挿絵がルパンのイメージを決定づけた。シルクハットにマントにモノクル(=片眼鏡)。確かにルパンと言えば、このイメージ。「怪人二十面相」もパクッておるが(笑)。

関連で、日本語版の表紙も見せてくれる。そういえば、自分はどの版で読んだのだろうか。お~。これじゃ。ポプラ社版で訳は南洋一郎。懐かしい。多少、子供向けにアレンジしてあった、と。恋愛部分とかを中心に端折って、わかり易くしてあったらしい。へ~。

お~。これは創元推理文庫版の、こっちは新潮文庫版の表紙だ。よく表紙を見るだけで判るな、酒飲みオヤジ。乱歩派と言いながら、結構読んでいたという事だ。どれも例のルパン・スタイルをベースにした絵。ところが最近のは違う、と。成程、時代は変わる。

最近はコミックスにもなっているのか。「アバンチュリエ」。原作に忠実なストーリィに、時代背景もしっかり考証してあると。描いている森田崇も客席に来ていた。その後、どの時代でも映画化もされている。2004年公開の「ルパン」のさわりも見せてくれる。

流石に「ルパン三世」の話まではなかった。でも、あっという間の1時間半。やっぱりルパン物は良いよね。今度、ゆっくり読み直してみるかな。新たな発見もあろう。そうだ。一日、大人の夏休みをとって、何処かにこもって読書三昧すれば良いのかも。。。

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