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「運慶展」(東京国立博物館)

2017/11/17(金)

来たタイミングが悪かったのか、券を買う時に「入場に1時間待ち」と言われる。そこまではかからなかったが、結構な時間行列して展示室内に。展示室内も、物凄い混雑。しかもジジババ多し。まぁ普段は見られない仏像を、間近で見られるんだからね。

いきなり運慶のデビュー作「大日如来坐像」(円成寺)。ほほ~。そして運慶の直筆の巻物「運慶願経」。どちらも国宝だ。この後は、国宝とか重要文化財のオンパレード。だからどうした、という感じ(笑)。

運慶の父ちゃんの康慶作「四天王立像」(興福寺)。2メートル近いデカいのが4体。凄い迫力だ。下に踏みつけられている餓鬼が妙にリアル。そうか。先日奈良に行って興福寺で見た時になかったのは、ごっそりと康慶・運慶の名品がここに来ていたからか。

そして運慶の代表作(?)「毘沙門天立像」(願成就院)。カッコいい。こういうイメージだよね、運慶って。浄楽寺からも「阿弥陀如来坐像および両脇侍立像」「不動明王立像」「毘沙門天立像」(=凛々しい!)と名品が集結。

部屋が替わって「八大童士像」(金剛峯寺)。現存する6体をじっくりと見られる。この一つひとつの像の顔の表情豊かなこと。そうか。運慶とは、こういう表情豊かな仏像を多く残した人なのか。

それは次のハイライト展示、興福寺の「四天王立像」(=迫力満点)に囲まれた「無著菩薩立像」(ポスターの一部になっている)と「世親菩薩立像」の、何とも言えない穏やかな顔つきにも通じる。

最後は運慶の息子たちの作品。湛慶「天燈鬼立像」「龍燈鬼立像」。燈篭を背負った不思議な立像。などなど。いや~。今回は、本当にレベルの高い名品揃い。行列したり、大混雑の中を見たりするのもやむなし。これは皆、見たいよね。やっぱり。。。

Img_1116 Img_1115

特別展「運慶」(東京国立博物館):~2017.11.26(日)

そういえば、今回は実は「運慶」について予習。というか小説『荒仏師 運慶』(梓澤要/新潮社)を読んだだけだけど。結構、時代背景とか技法、親子関係、快慶との関係を知る事が出来たのは良かった・・・

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コメント

運慶展を観た方にWEB小説「北円堂の秘密」をお薦めします。
グーグルやスマホでヒットし、小一時間で読めます。
その1からラストまで無料です。
少し難解ですが歴史ミステリーとして面白いです。
北円堂は無著世親像を収蔵する古都奈良・興福寺の八角円堂です。
読めば歴史探偵の気分を味わえます。

投稿: omachi | 2017年11月24日 (金) 19時33分

>omachiさん
情報、ありがとうございます。
今度、読んでみます。

投稿: 本読みオヤジ | 2017年11月25日 (土) 09時33分

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