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「カンディンスキー、ルオーと色の冒険者たち」展(パナソニック)

2017/11/5(日)

我が敬愛するカンディンスキーの展覧会となれば、行かざるをえまい。新橋駅をおりて、汐留方面に。この辺りは、我々が学生の頃は何もないだだっ広い土地だった。それが気が付けば、中高層ビルが建ち並ぶお洒落なエリアに。なかなか来づらいのだが・・・

カンディンスキーとルオーはパリで出会った、と。まずはルオーの絵が5枚ほど並ぶ。パリ郊外(?)を描写した「町外れ」。そしてフォーブ時代の幕開けの頃の「後ろ向きの娼婦」。どれも、自分のイメージするルオーっぽくなくて良いぞ。

カンディンスキーは、まず「水門」。最初期の頃の作品だから、もちろん具象。水門の堤防の上に女性。この色彩感覚。パレットナイフで絵具を直接布に塗り付けたような、荒々しい油彩。

そして「商人たちの到着」。今回の展覧会のポスターにもなっている大作。カンディンスキーというと抽象絵画のイメージが強いが、この群衆を描いた一枚の色のバランス、そして構図は素晴らしい。今回の作品の中で、一番印象的。

部屋が替わって、第2章「色の冒険者たちの共鳴」。ほほ~。クレーだ。これまた初期の線画っぽいのからスタート。ぺヒシュタインとかも。展示が段々、色彩が爆発してくる。そもそもカンディンスキーは「形の再現よりも色彩の魅力を表現する事に腐心」と言っておる。

カンディンスキーの真骨頂「E.R.キャンベルのための壁画No.4の習作」。これぞ! うごめく色と形。どことなく音楽すら聞こえてくるような動的な絵。色彩の爆発じゃ。こういうのを観に来たのだよ。

第一次世界大戦後の、画家たちそれぞれの飛翔。クレーの「ホフマン風の情景」の淡いオレンジや「グラジオラスの静物」の構築美。モモ色の「綱渡り師」もイイね。

最後にカンディンスキーも何作かまとめて。「活気ある安定」は、いかにもな大作。今回、カンディンスキーの絵の大部分は、宮城県美術館から持ってきている。良いコレクションを持っているなぁ。機会があれば、また観に行こう。

企画展全体では「カンディンスキー、ルオー」と言いながら、圧倒的にルオーの作品のボリュームが多い。元々、パナソニック汐留ミュージアムはルオーのコレクションがベースだから仕方がない。でも欲を言えば、カンディンスキーをもう少し沢山観たかったぞ。。。

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「カンディンスキー、ルオー」展(パナソニック汐留ミュージアム):~2017.12.20(水)

観終わると、丁度昼飯時。そうだ。新橋には「かつや」の巨大店舗があった。駅を越えて「ニュー新橋ビル」の1Fへ。目指すは期間限定メニュー「牛すき煮チキンカツ丼」。待つ事暫し。これか。あれ。何か写真のイメージと違う。

そうか。卵がないんだ。「牛すき煮定食」なら、鉄鍋グツグツで卵が載ってきたのか。確かに鍋で作って丼の上に載せ直すと、卵が崩れそうだしね。少し高くても、今回は定食の方がお得だったか。豚汁もついてくるしね。「すき煮」の味付は、流石「かつや」。。。

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コメント

「かつや」は我慢してお金をためて、NYのグッゲンハイム美術館に行くことをお薦めします。

投稿: DW | 2017年11月13日 (月) 09時09分

「かつや」に年10回行くとして、年間1万円も使っていません。
我慢しても30~50年はかかるのでは。。。

投稿: 本読みオヤジ | 2017年11月14日 (火) 08時35分

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