« 2017年7月23日 - 2017年7月29日 | トップページ | 2017年8月6日 - 2017年8月12日 »

2017年7月30日 - 2017年8月5日

「センチメンタルな旅」(東京都写真美術館)

2017/7/29(土)

先日のオペラシティでの「写狂老人A」展に引き続き、本日も荒木経惟の写真展へ出撃。恵比寿の「東京都写真美術館」。ここでは「センチメンタルな旅 1971-2017-」展。あの名作『センチメンタルな旅』を中心に据えた構成だ、と。

まずはプロローグとして、私家版として出た『センチメンタルな旅』より前の荒木と陽子さんが恋人同士だった頃の写真。そして『センチメンタルな旅』の写真108点が一挙に並ぶ。荒木と陽子さんの新婚旅行時の写真群。

京都、そして柳川かな。旅先、そしてヌードも含めた夜の交わり。日本独特の小説手法として「私小説」があるのに対して、これは正に「私写真」。アラーキーの写真家としての出発点にして、日本の写真史上に残る名作。

続いて『東京は、秋』。1970年代前半の東京の風景。猥雑さ、すら今は懐かしい。荒木と陽子さんの会話文を読みながら、写真を見て行く。そして陽子さんが若くして亡くなるまでの日々を綴る『冬の旅』。

その後は「妻が逝って、私は空ばかり写していた」と語る通り、『空景』『近景』そして『三千景』(=4時間のスライドショー)と風景写真が続く。更にはオペラシティの時と同じ『写狂老人A日記』。今年の元旦から陽子さんの命日、チロ命日までの、ありのままの写真群。

最後には、陽子さんの死後のアラーキーに寄り添った、家族の一員の愛猫チロの写真が200枚。まさにアラーキーの人生の歩みそのものの写真展。もはや77歳になり、癌で右目を失明。これが打ち止めなのか。いや。タイトルの2017の後には「-」がある・・・

「荒木経惟 センチメンタルな旅」展(東京都写真美術館):~2017.9.24(日)

Dscn3286 Dscn3289

写真美術館1階のホールで、見逃していた映画「写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと」を見る。「Bunkamuraザ・ミュージアム」で「ソール・ライター」展を観た時に、気になっていたのだよ。

でも、正直よく判らなかった。どうやれば、あの写真が生まれてくるのか。当たり前だが、そんな明確な答えはない。本人はしきりに「マイナー」という。予想通りに偏屈なオヤジ。ぶれない事、が強み。でも最後の頃はデジカメを使っていた。そりゃ、そうかね。。。

Dscn3292

| | コメント (0) | トラックバック (0)

やっぱり抜群の旨さ 沼袋「たつや」

2017/7/28(金)

先週「丸松」に行って「モツカレー」を食べた時に、そう言えば元祖「モツカレー」ともいうべき沼袋「たつや」に随分行っていないことに気が付く。金曜日の夜だと、結構混んでいるかな、と思いつつ沼袋へ。

18時半前に到着。無事に焼き台前に陣取れた。黒ホッピーと「モツカレー」を、とりあえず注文。割と早めに「モツカレー」到着。では一口。これこれ。やっぱり「沼たつ」の「モツカレー」は完成度が高い。統一感があって、味にもキレがある。流石は元祖!

続いて、本当は「冷製」に行きたいのだが、ガッツリ頼むには財力もない。大人しく「シロポン酢」をオーダ。葱がたっぷりとかかった冷製串もの。これが旨いのだよ。思わず残ったポン酢まで啜る意地汚いオヤジ。

さて。最後は焼き物。まずは「アミレバ」。ただでさえ旨い「たつや」の「レバ」。これに網状の脂身(?)を巻き付けて焼く。か~。絶品。おっと「ぶつ切りラム」が到着。ガブリ。口の中一杯にラム肉独特の味が広がる。この大胆な塩の使い方も流石。

やっぱり「たつや」は抜群に旨いな。いろいろな居酒屋に出入りしてみて、ようやくこの店のレベルの高さ、考えている事の一部を垣間見ることが出来た。なら、もっと頻繁に足を運べば良いのでは? 美味しいものは、たまに。それが何時来ても食べられるんだから。。。 

Dscn3274 Dscn3276 Dscn3278 Dscn3283

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ハーフサイズが嬉しい! 中野「コグマヤ」

2017/7/27(木)

夕方、ビッグサイトへ。人事・総務系のイベントだが、一時期の防災系の勢いはおち、働き方改革がらみの「ワークスタイル変革」系が勃興。あと、売り手市場を反映してか採用系が強気な感じ。

会場で異色なブースを発見。というか試供品を貰って驚愕。こ、これは「九十九島せんぺい」では。何で、ここでブースを。法人向け贈答品・記念品の名入サービスだと。長崎県佐世保から、わざわざ出て来たとは。子供の頃からの好物だが、採算はとれるのか心配。

セミナーに出席。グーグルとマイクロソフトの人が、「ワークスタイル変革」の取組を話す。会場は1500人以上の聴衆。皆、「テレワーク」だ何だと言われるけど実際はどうよ、と情報収集段階か。「働き方の見える化」されると困るのは窓際の酒飲みオヤジ一族だ(笑)。

Dscn3249

りんかい線と中央線を乗り継いで、中野駅に17時半過ぎに到着。久々に南口レンガ坂の「コグマヤ」に行ってみよう。既に10人位の客。大繁盛店になった。カウンタ中程に入れてもらう。今日は比較的涼しかったので、窓を開け放ちオープンエアが気持ち良い。

Dscn3265 Dscn3267 Dscn3257

メニューを見て作戦を考える。お~。肉刺し系の「三種盛り」にハーフができている。これは嬉しい。一人だとフルサイズはやり過ぎだし、何時も1種類しか頼めなかったからね。「レバねぎ」「ガツぽん」に「ハツユッケ」。あ~。贅沢な独り占め。

続いては揚げ物。ここは「チキン南蛮」でしょうか。タルタルソースが載って登場。旨い。酒が進むぞ。ナカ下さい。そして、イイ感じに出来上がって来たところで、この店の真打・串煮込みにいきましょう。

こちらも以前よりヴァリエーションが増えていて嬉しいぞ。でも酒飲みオヤジは自分定番に走る。頑固な保守派。「豆腐」に「すじ」に「うずら」を。この味が沁みた「豆腐」が美味しいのだよ。ゆっくり、ゆっくり3種類の煮込みを味わう。今日もなかなか良い一日だった。。。

Dscn3254 Dscn3256 Dscn3259 Dscn3263

| | コメント (0) | トラックバック (0)

かつやロスを乗り越えて・・・

2017/7/26(水)

中野駅北口の「かつや」がなくなって、はや1ケ月。かつやロスの酒飲みオヤジは、ランチで途方に暮れる。風の噂に、先週末から期間限定メニュー「ゆず七味から揚げ」が始まった、と。別に中野店でなくても、食べられるのだから、行ってみなさい。

今回の期間限定メニュー「ゆず七味から揚げ丼」はどうじゃろう。これか。結構なヴォリューム。では、まず「から揚げ」をガブリ。ふむ。あまり辛くない。「さっぱり」と謳っているように、ゆず七味はほとんど味の主張をしていない。その分、醤油系のタレの味が濃い目。

そして、「から揚げ」の形状。そうだ。「から揚げ」というと、普通は単独の鶏肉を揚げたのがゴロゴロしているイメージ。でも「かつや」のは、もっと大きな塊で揚げて、切って出してくるのであった。これを見ると「から揚げ」と「チキンカツ」の違いを、何時も考えてしまう。

結構ヴォリュームがあったが、何とか完食。やっぱり中野店じゃないと、何だか物足りない。早く、違う立地でよいから復活しておくれ。。。

Dscn3245 Dscn3248

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ロックスターを肴に一杯 池袋「男体山」

2017/7/25(火)

ボブ・グルーエン。ロックの写真家。彼が撮った「100人のロックレジェンド」展が、池袋パルコミュージアムで開催中。王子での仕事が予想外に長引き、バスで池袋に到着したのは18時前。急ぎ、パルコの本館7Fへ。これか。

Dscn3238 Dscn3208 Dscn3210 Dscn3213

エルビス、そしてボブ・ディランからスタート。この白塗りのディランは「ローリング・サンダー・レヴュー」の時のか。そして、ザ・フー。カッコいいぞ。お隣はツェッペリン。そして何故かスージー・クワトロ。うちにバンドのギタリストが喜びそうな写真(笑)。

70年代のパンク全盛。セックス・ピストルズ、ニューヨーク・ドールズ、ラモーンズ、パティ・スミスにブロンディ。そして王道のストーンズにジョン・レノン。ボブはジョン・レノンの私設写真家だった、と。若かりし頃のエルトン・ジョン。派手なアクション。

Dscn3214 Dscn3220 Dscn3223 Dscn3232

お~。KISSのお宝写真だ。これも、うちのバンドメンバーが喜ぶな。会場には昔の立派なジュークボックス。来場者が好きな曲をかけられるようになっている。「デトロイト・ロック・シティ」かけたった。次のネーチャンはランナウェイズ「チェリー・ボム」かけた(笑)。

Dscn3215 Dscn3224 Dscn3227 Dscn3229

いや~。これだけのロックスターの写真を見る機会は、そうないぞ。立派な写真集が出て、そのプロモーションをかねているようだ。流石に今の財政状況では、写真集には手が出ない。会場でデジカメ撮影(許可されている!)するのみ。

「ボブ・グルーエンと100人のロックレジェンド」展(パルコ・ミュージアム):~2017.8.6(日)

イイ気分になって、軽く一杯ですかね。パルコの脇から文芸座方面の飲み屋街に歩き出す。いかにもオヤジ向け大衆酒場「男体山」。1階は厨房とストレートカウンタで10席程。団体客は次々に2階に上がっていく。ほぼ満員の盛況。辛うじてカウンタ奥の方へ。

ホッピーがあるのか。では黒ホッピー。あと「煮込み」下さい。大ぶりな器に盛られた「煮込み」到着。味噌味のオーソドックスな一品。豆腐が大きいのも嬉しい。あとは焼き物ですね。「カシラ」「ナンコツ」「レバ」塩で1本ずつ。レベル高し。

最後に「極上レバ」を1本炙ってもらってフィニッシュ。勘定は2千円いかず。これは人気店になる訳ですな。駅から近いし。また寄らしてもらいます。

Dscn3239 Dscn3241 Dscn3243

酔っぱらったアタマで「そうだ。池袋にTSUTAYAができたんじゃなかったっけ」。サンシャイン通りに行く手前。これか。アイドル・アニメ好きに特化した店。1階はステージとかイベント・フロアなのかな。行列もあって、怖くて近づけず。

2階はコミック・雑誌売場。3階は更にディープな感じのBLコミックなどなど。酒飲みオヤジには、あまり縁のなさそうな店ですね。この辺りはアニメイトとかもあって、なかばオタクのメッカ。流行りそうな店ではある。コミックスを2冊ほど購入して帰路に。。。

Dscn3199 Dscn3201 Dscn3200

| | コメント (1) | トラックバック (0)

見知らぬ街で一献 玉川上水「やきとり 丸」

2017/7/24(月)

立川モノレールの立飛駅前にある「ららぽーと」。集客面で大分苦戦しているようだ。書店で出店した「オリオン書房」は、この春に早々と撤退していった。その「ららぽーと」に先週末、新たに横浜の書店の雄「有隣堂」が出店したと。顔を出してみますか。

夕方、会社を出て中央特快で一気に立川駅へ。高島屋に入っている「ジュンク堂」は、その後どうなのか。正月に川瀬巴水の絵を観に来て以来。あまり変わらず。やっぱりオーヴァースペックでは。8階の催事場では「ゾロリ展」。こちらも、ほとんど人が入っていないな。

Dscn3180_2 Dscn3181

モノレールに乗り込み、2駅行くと立飛。「ららぽーと」は目の前だ。ほ~。「有隣堂」は前の「オリオン」と同じ1Fフロアだけど、モノレール駅に近い立地なんですね。「オリオン」は一番奥まった立地だったけど。「オリオン」の跡地は、家電の「ノジマ」になっている。

今回出店の「有隣堂」は細長い店舗。「オリオン」のように欲張らず、カフェも最小限のシンプルな作り。文具に児童書、文庫・新書・コミックといったファミリー層を意識した商品構成。かなり手堅い店を出してきましたね。これは、いけるのでは・・・

Dscn3188 Dscn3185 Dscn3186 Dscn3183_2

さて。飲みに行くべ。立川に戻るのが王道か。でもへそ曲がりのオヤジは、更にモノレールで北進して西武拝島線との乗換駅「玉川上水」へ。この駅は、何回か乗り換えで使った事があるが、降りて飲むのは初めてだ。気が付けば駅裏は大規模な墓地なんですね。

Dscn3190

よく分からん。少し高級そうだけど、駅前ロータリィに面した居酒屋に入ってみますか。「やきとり 丸」。ガランとした店舗にテーブル席が結構な数。後は厨房前のカウンタ席。カウンタに陣取る。ホッピーセット下さい。

メニューを拝見。げ。やっぱり高そうだ。そこにホッピーと一緒にお通し。「泉州水茄子とフグの白子の煮物」です、と。これは高級店に入ってしまったか、と青ざめる。給料日は明日だ。財布に金はあったかな。

これは早期撤退戦の準備ですか。でも揚げ物は頼まないと(笑)。清水の舞台から飛び降りる覚悟で、800円の「メンチカツ」をオーダ。待つ事暫し。大きな皿に乗せられて登場。これは、どう見ても2人前ですな。ガブリ。美味しいぞ。ワシワシと食べ進む。

流石に「メンチ」だけ食って帰るのでは恰好がつかない。焼き物。「ツクネ」と「レバ」をタレで1本ずつ。これまた旨い。高くなければ、良いお店なのだがね。3~4千円はとられるかな、と勘定してみたら2,160円。え。安い。何かの間違いでは。

念のため、お兄さんと注文を確認しましたとも。合っている。という事は、あの能書き十分のお通しは2百円? 何だ。何時も行く居酒屋価格じゃないですか。メニューの値段が高いのは、量が倍あるからか。ハーフがあると良いのに。これは良い店、発見。また来よう。

でも玉川上水駅で飲むチャンスが、そんなにあるとは思えんがね。。。

Dscn3192 Dscn3194 Dscn3196 Dscn3198

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「書だ 石川九楊展」(上野の森美術館)

2017/7/23(日)

「書だ」と言われても、これは本当に「書」なのだろうか。会場に入って作品を見始めても、頭の中には疑問符が飛び交う。自分の考える「書」とは、どんなに崩してあっても「字」が書いてあって、読めば分るというもの。しかし、これは・・・

最初の作品は「エロイ・エロイ・ラマサバクタニ又は死篇」。物凄く長い巻紙に、延々と描かれている「書」。部分部分は読み取れるが意味不明。何じゃこりゃ。「言葉をコラージュし、灰色に染めた紙に落書きするように書いた」。そうですか。

その上の壁面には「李賀詩」。何だか、文字が上から黒く塗りつぶしてある感じ。読めないぞ。初期の作品が並ぶ部屋も理解できず。「言葉」と「書」の表現の関係を回復させた、と言われてもなぁ。呆然。

そして続いて、古典へ移行(本人曰く「退去」)していく作品群。「徒然草」「方丈記」「歎異抄」。これは、かの古典を再現しているのか。手も足も出ない。

そして2Fに上がり、いよいよ「源氏物語五十五帖」。ここまで来て、流石に開き直る酒飲みオヤジ。これは「判読」するのではなく、「鑑賞」するものだ。いわば絵画でいうところの抽象画だと思えば良いのではないか(全然違うのかもしれないが)。

カンディンスキーのような抽象絵画だと思って観ていく。良いではないですか。源氏物語の各帖の物語を想起させる謎の線たち。これは面白い。続いて「カラマーゾフの兄弟」や「吉増剛造の詩」。イイね。

近作は9.11や3.11などの時事テーマ。最後は千個の盃に一文字ずつが描かれた「盃千字文」。近年、ここまで理解不能な現代美術(?)を観たのは初めてだ。でも、開き直って観ると楽しかったぞ。自分の現時点の限界を思い知らされたけどね。。。

Dscn3048 Dscn3049 Dscn3051

「書だ 石川九楊展」(上野の森美術館):~2017.7.30(日)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2017年7月23日 - 2017年7月29日 | トップページ | 2017年8月6日 - 2017年8月12日 »