« 2017年11月19日 - 2017年11月25日 | トップページ | 2017年12月3日 - 2017年12月9日 »

2017年11月26日 - 2017年12月2日

「キンダーブックの90年」展(印刷博物館)

2017/11/25(土)

勤労感謝の日の「いわさきちひろ美術館」に続いて、本日は「キンダーブック」。何だか絵本づいている。本当は今月、杉並区立郷土博物館で「石井桃子生誕110周年記念特別展」もやっていたのだが、そこまでは手がまわらず。

企画展示「キンダーブックの90年展」は印刷博物館で開催しとる。飯田橋駅から神田川沿い(首都高沿いでもある)に上流に進み、大曲で曲がった先。トッパンの事業所には1~2回仕事で来た事があるが、併設の印刷博物館に入るのは初めてだ。

Img_1220 Img_1221

第Ⅰ部は「観察絵本キンダーブックの誕生」。まずは明治・大正時代の子供向け雑誌の展示。「家庭教育絵ばなし」「幼年画報」などなど。一昨日「ちひろ美術館」でみた「子供之友」「赤い鳥」もある。

そんな流れの中、今から90年前に「キンダーブック」創刊。幼稚園や保育園の補助教材的位置付けだったので「観察絵本」だし、園に直接配本された。そう。昔は、こういった直販系の雑誌、結構あったよね。我々の世代でも「こどものとも」とか学研系とか。

これが「キンダーブック」第一号の「お米の巻」かぁ。絵とカタカナ(戦後まではカタカナ表記だった)の組み合わせで、幼児にいろいろなテーマで読ませていくスタイル。あと、童謡とかが載っているのも特徴だよね。子供の頃の記憶よりも、もっとしっかり作ってある。

第Ⅱ部は「キンダーブックで見る昭和史」。戦争中や戦後の高度経済成長期の中で、子供たちがどういう生活をおくっていたのか分る。段々、自分も生まれた後の時代に。お~。この「テレビ」の号は、「ひょっこりひょうたん島」の人形劇の解説だ。懐かしい・・・

第Ⅲ部は「表現の変遷」という事で、約800人にものぼったという「キンダーブック」を支えた画家・写真家の中から代表者とその原画を展示。畠野圭右(滅茶苦茶、絵が上手い)から始まって、吉野廉三郎・武井武雄といった「キンダーブック」の屋台骨を支えた人達。

お~。一昨日見て涙した『ゴーシュ』の茂田井武だ。良いなぁ。70年代後半からは、写真も上手く組み合わせで使われるように。成る程。「キンダーブック」の歴史や、そこで活躍した人々を概観できる好展示であった。

この後、14時から講演会。「元編集長に聞く『キンダーブック』制作秘話」。元フレーベル館の登坂秀樹氏が、制作の裏話や作家たちの人物像を語る。何と2時間にも渡る講演会であったが、懐かしい時代の話ばかりだった。

創刊直後の昭和7年の関係作家たち大勢の記念写真。野口雨情もいれば西條八十もいる。中央は、「キンダーブック」の中心的人物のお茶大の倉橋惣三先生と。お茶大は日本の幼児教育に多大な貢献をしておる。

話の中心は「絵本が最も絵本らしかった時代」という昭和30年から50年代。まさに、我々の世代が子供だった頃なのだよ。いや~。まいったね。この時代の話は、今聞いておかないと永遠に失われてしまう。貴重な講演会であった。。。

Img_1222 Img_1225 Img_1223 Img_1224

「キンダーブックの90年」展(印刷博物館):~2018.1.14(日)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

珍しく野球開催日以外に 野方「すっぴん酒場」

2017/11/24(金)

飲みに出撃するのを出遅れた。今日の気分は野方界隈かな。まずは街をふらふら。お~。何時も満員の「すっぴん酒場」が、何故かこの時間に空いている。これは突入ですかね。いつもはライオンズの応援の時が多い。野球をやっていない時期に来るのは初めて?

ホッピー(ここは黒しかないんだった)をもらい、目の前の小さな笊に千円札を入れる。この店は立飲みで、キャッシュ・オン・デリバリー方式(笑)なのだよ。お通しの「お新香」到着。この「お新香」が侮れない旨さ。

テレビ番組で「明日は三島由紀夫の命日」といっている。ママを含め、店内は三島由紀夫の話題に。あの衝撃の割腹自決が1970年だから、もう47年前。あの時自分は小学生だったから、何が何だか分からなかった。騒然とした時代だった、朧げな記憶。

ツマミは、まず「ポテサラ」から。丁寧な仕事。美味しいぞ。段々、常連さんが増えてきて、気が付けば店内はほぼ満員の盛況だ。丁度良いタイミングで入店できて、ラッキー。では焼き物にいきますか。

まず「レバ」と「カシラ」。小ぶりだが、レベルの高い焼き物。あ~、「すっぴん」は久しぶりだなぁ。「チーズつくね」ももらいますか。「つくね」とチーズの絶妙のバランス。美味しい。周りの常連さんたちとの会話も楽しい。何時も満員の訳だよね、この店は。。。

Img_1206 Img_1207 Img_1209 Img_1210_2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「日本の絵本100年の歩み」展(ちひろ美術館)

2017/11/23(木)

朝。結構な雨降りの中、上井草駅からトボトボと歩く怪しいオヤジ。10時の開館を目指して、「ちひろ美術館」へ。2番乗り。いわさきちひろ生誕100年記念の企画展「日本の絵本100年の歩み」を開催中。あわせて「ちひろの歩み」展も。

今から100年ほど前。1920年代に雑誌「子供之友」「赤い鳥」が創刊。大正デモクラシーの時代を背景に、絵本文化が花開いていく。最初の展示は竹久夢二の水彩画だ。鈴木三重吉の「赤い鳥」からは清水良雄の原画。ところが、戦争。言論統制の時代・・・

戦後の復興とともに、絵本文化も復活。岩波の「子供の本」に福音館「こどものとも」。お~。『セロひきのゴーシュ』だ。茂田井武の原画とともに、絵本も置いてある。この本をオフクロに読んでもらって、自分の読書人生は始まったようなものだ。半世紀も前の話(涙)。

『きかんしゃやえもん』(岡部冬彦)、『たろうのおでかけ』(堀内誠一)。そして勿論いわさきちひろ『みんなでしようよ』。更に何と『だるまちゃんとかみなりちゃん』(かこさとし)だ。この絵本、好きだったなぁ。この原画、欲しいよう・・・

宇野亜喜良が絵を描いて、盟友・今江祥智が文を書いた『あのこ』もある。そして大絵本ブームとなった70年代。『しろくまくんのほっとけーき』(わかやまけん)、『11ぴきのねことあほうどり』(馬場のぼる)、『ねずみくんのチョッキ』(上野紀子)。綺羅星のような作品群。

さらに2Fの第2展示室に移動。70年代後半以降。佐野洋子、和田誠、長新太(!)、安野光雅から五味太郎、いわむらかずおに行って、いとうひろし、武田美穂、新井良二まで。絵本界のオールスター揃い踏み。それぞれの原画は2枚程度なのだが、眼福。

展示室が替わって、今度は「ちひろの歩み」。いわさきちひろの原画、そしてピエゾグラフによるデジタル複写画。いわさきちひろの絵は、酸性紙に水彩で淡い絵。だから展示・保存が難しい。そこで、原画の良さを活かしたデジタル技術で構成した展示。イイね。

いや~。「絵本100年」と「いわさきちひろ」の両方を堪能してしまった。雨の中、わざわざ来た甲斐があった。雨もあがったようだ。帰りに上井草が誇るサンドウィッチ屋「カリーナ」で、「卵サンド」他を土産に買って帰路に。。。

Img_1181 Img_1179 Img_1182 Img_1193

| | コメント (0) | トラックバック (0)

冷たい雨の夜 本川越「大(ビッグ)」

2017/11/22(水)

東武東上線沿線の某社で打合せ。終わって外に出ると、雨が降り始めた。しかも本降り。しまった。長い傘は会社に置いてきてしまった。仕方なく折り畳み傘でしのぐ。これから、更に電車に乗って、見に行きたい所があるのだよ。

川越で川越線に乗り換えて2駅。的場駅に降り立つ。何処だ、ここは。冷たい雨の中を、暗い夜道をトボトボと歩く謎のオヤジ。この辺りは、完全な車社会なのか。歩いている人はまばら。10分ほど歩いて、ようやく明かりが見えてきた。

何でも今月の上旬に、ファミリーマートとドラッグストアと本屋の複合店が出来た、と。これか。「ドラッグエース川越的場店」。店の全面はコンビニ、後はドラッグストアという感じ。その中程に棚3列ほどで雑誌を中心とした「本屋」(?)が入っている。

ほほ~。新刊とか文庫とかは置かずに、雑誌を中心に後は実用書と児童書いう商品構成。ドラッグストアという業態と健康書を中心とした実用書の相性はどうか、という感じ。最近は「本屋」のない街が増えてきて、こういった複合店ができる流れが加速するのかね。

Img_1160 Img_1161 Img_1164 Img_1165

帰りも暗い夜道。ようやく駅に戻ってくるが、電車は15分後。川越線は単線だしね。ホームで電車を待っていたら凍えた。これは、川越の街で暖まってから帰らないと。クレアモールに「サイボクハム」のレストランが出来た、と聞いたが発見できず。

結局は、何時もの居酒屋「大」小江戸店に収容される。2階に予約の団体客が多く、厨房はてんてこ舞い。だから1Fのカウンタは割と余裕なのだが、あまり客を入れない感じの営業。珍しいパターン。人手不足の影響もあるのかね。入れてもらえてラッキー。

今日は何時もと違うパターンでいきますか。まずは大物「薬味たっぷり親鳥のタタキ」をオーダ。ワサビとニンニクの両方が付いてきた。明日は祝日。家族には迷惑がられるが、ニンニクを投入して暖まろう。美味しいぞ。流石は肉屋が出自の居酒屋。

揚げ物は「チキンカツ」。今日は弱気にハーフ(=1枚)で。これで190円は、嘘のような安さ。最後は大定番「鶏モツ煮」。鶏モツの様々な部位が豆腐と一緒に煮てある。中の卵を使って、すき焼き風に食べ進める。旨いし暖まる。

しっかり暖まり、帰る準備完了。勘定は2,220円。また、寄らせてもらいます。。。

Img_1168 Img_1172 Img_1174 Img_1175

| | コメント (0) | トラックバック (0)

不思議な店でランチ 淡路町「じんた」

2017/11/()

当てもなく淡路町界隈の路地を歩いていたら、不思議な店を発見。「パパ料理 居酒屋じんた」。割とお洒落な外装。中をのぞいても、ストレートなカウンタ席で居酒屋感がない。とりあえず、ランチを食べてみますか。

カウンタ席の奥の方へ案内される。さらに奥には、小部屋があるようだ。店のオヤジが「今日のお奨めは煮込みハンバーグ」とメニューを見せながら説明してくれる。では、「煮込みハンバーグ」をいってみますか。

待つこと暫し。ありゃ。結構なヴォリュームで出てきた。「ご飯はオカワリできます」と言われても、これを食べきれるかの方が心配だ。「野菜サラダ」に「ちくわの煮物小鉢」に「お新香」。ご飯に味噌汁。そして、メインディッシュの「煮込みハンバーグ」。

デカいな、このハンバーグ。トマト味で旨い。味噌汁も、しっかりと出汁がきいていて、しかも量もある。ワシワシと食べ進む。完食。いや~、旨かった。昭和の子供が「ハンバーグ」とか「ちくわ」好きなのを良くおさえている。でも、結構客層は若いが・・・

勘定をするときに気が付いた。メニューの見せてくれたのが店のオヤジでパパ料理かと思ったら、更にオヤジがいた。最初のオヤジは息子? でメインで料理している方がパパなのかなぁ。謎解きがてら、今度は「カツカレー」を食べに来なくては。。。

Img_1114 Img_1113 Img_1112 Img_1111

| | コメント (0) | トラックバック (0)

寒い日にほっこり 中野「火群」

2017/11/20(月)

めっきり寒くなった。今シーズンはじめてマフラーを投入。こういう寒い日はホッピーとかではなく、熱燗か焼酎のお湯割りですな。そうだ。「火群」に顔を出そう。18時半に到着。先客は一人。今日は割と余裕がありそうだ。

キープボトルを出してもらって、お湯割りで飲み始める。お通しは「鴨のハム」か「もずく」を選べるようだが、迷わず「ハム」。肉系の煩悩は深い。美人女将は最近レッスンで、シャンソンに加えてJAZZヴォーカルにもチャレンジしていると。元気そうでなにより。

お~。今日は自家製の「しめ鯖」がありそうだ。嬉しいぞ。見よ、このピカピカに光った逸品。今年はイカに続いて鯖も不漁とのことだったが、ようやく脂の乗り切った鯖がお目見え。旨いなぁ。日本人に生まれて良かった。

BGMが珍しくJAZZ。これはキース・ジャレット『ケルン・コンサート』では。物凄く久しぶりに聴いたな。女将は、あまり好きではないというが(笑)。キース・ジャレットをナマで聴いたのは長男が生まれる前だから、もう25年以上前の事か(遠い目)。

女将や他のお客さんとの会話も弾む。このサロン的な雰囲気が「火群」の魅力の一つですね。最後に「おでん」を頼もうと思ったら、隣の人が頼んでヴォリュームがありそうだったのでパス。これまた自家製の「アンキモ」でフィニッシュ。

焼酎のボトルも更新したし、年内にもう一度顔を出したいな。「蕎麦」も食べないと、だし。本当は、他の客が頼んだら便乗しようと密かに思っていたのだよ。またの機会に。ご馳走様でした。。。

Img_1157 Img_1159 Img_1152 Img_1153

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「Maple Concert2017」(早稲田大学交響楽団)

2017/11/19(日)

ワセオケが中野に戻って来た。毎年秋に早稲田大学と中野区の文化交流事業をやってきて、今回が8回目とか。昨年は「中野ZEROホール」が大規模改修だったし、スケジュールが合わなかったりとかで、自分がこのホールで聴くのは4年ぶりくらいか。楽しみ。

第一部は、まずモーツァルトの交響曲第31番『パリ』。いかにもモーツァルトらしい曲だ。そしてリスト「前奏曲」。自分が生まれて初めてオケの生演奏を聴いたのが、ZEROホールの前身の中野公会堂か、(建て替える前の)杉並公会堂のどちらか。小学校の時。

その時の演奏曲目の一つが、この「前奏曲」だった。この冒頭の主題、カッコいいよね。そうそう、このメロディが最後の第四部でまた、力強く戻ってくるんだった。今でも好きな曲の一つ。自分がクラシックを聴くきっかけとなった曲。もう40年以上前だけど・・・

休憩を挟んで、第二部はリヒャルト・シュトラウス『家庭交響曲』。あれ。最初の案内パンフでは、ブラームスのシンフォニーの2番だったはず。演奏曲目変更かい。それは残念。ブラームス聴きたかったよう(涙)。

それにね。『家庭交響曲』が実は苦手なのだよ。何かとらえどころがない曲で、長い。聴いていると、大体途中でいつも眠くなってしまう。この曲は結構管楽器が頑張らないと、だからワセオケにはどうなのかな。まぁ仕方がないけどね。

アンコールは、例年通り唱歌「たきび」。中野に由来する歌だからね。そして最後の最後は早稲田の校歌を演奏するのもお約束。やっぱりオケをナマで聴くのは良いなぁ。来年も聴きに来たいぞ。ワセオケ、頑張れ。

Img_1141 Img_1140 Img_1143

帰りの裏の紅葉山公園の紅葉。もうすぐ日が暮れる。。。

Img_1147 Img_1149 Img_1148 Img_1150

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2017年11月19日 - 2017年11月25日 | トップページ | 2017年12月3日 - 2017年12月9日 »