« 今年も新春パーティに参戦 | トップページ | 「生頼範義展」(上野の森美術館) »

「ユージン・スミス写真展」(東京都写真美術館)

2018/1/12(金)

会社を出て、向かうは恵比寿。久々の東京都写真美術館。木・金は20時までやっているはず。ガーデンプレイスの夜景を横目に見ながら進み、到着。お目当ては「ユージン・スミス写真展」。ほほ~。地下の展示室なんだ。

Img_1677 Img_1679

ユージン・スミスの生誕百年記念。初期の作品「アメフト」とか「ウォータースライダー」。時代を感じる。そして太平洋戦争に従軍。沖縄とかの、民間人を含めたリアルな戦場の人々。 その沖縄戦で重傷を負う。

帰還して、家で自分の子供たちを撮った1枚が「楽園への歩み」。今回の企画展のポスターにもなっている。良いなぁ、これ。その後、市井の医者の働く姿を映し撮った「カントリードクター」シリーズなど。グラフ雑誌「ライフ」でのフォト・エッセイの仕事が続く。

「イギリス」「スペインの村」「助産婦モード」などのシリーズの写真群。写真に映し出されている人々は自然だが、ときにハッとさせる表情を見せる。シリーズにストーリーを感じるのは、フォト・エッセイだから? でもユージン・スミスは「ライフ」と折り合いが悪かったらしい。

太平洋戦争以外にも日本の写真。日本の戦後復興の象徴としての「日立」をとったシリーズ。1960年代前半。自分が生まれた頃の風景だ。公害をリアルに伝える「水俣」シリーズ。成る程、ユージン・スミスとは、こういう写真家であったのか。

さて。もう19時近い。恵比寿あたりで飲むか、更に写真を観るか。折角来たので、もう一つの企画展「アジェのインスピレーション」を選択。今度は3階の展示室だ。まずアジェ自身の「古きパリ」などの街並みや人々を撮ったセピア色の写真群。ふむ。

そしてアジェの写真をアメリカに紹介したベレ二ス・アボットによってリプリントされたアジェの写真群。彼はマン・レイの助手をしていた時にアジェと出会った。彼の貢献でアジェは「近代写真の父」に。

そのマン・レイの撮った写真も。この「アンドレ・ブルトン」とか「モンパルナスのキキ」とかは自分でも知っている。べレニスの撮った「変わりゆくニューヨーク」シリーズ。へ~。エドワード・ホッパーの顔なんて初めてみたな。

この後は、アジェに影響を受けた人々の写真群。「アジェの最大の生徒」ウォーカー・エヴァンス。「やっぱり<私情>がなくちゃね。やっぱりアッジェだね」と語る荒木経惟。そして森山大道や深瀬昌久などなど。

でもね。酒飲みオヤジには、このセピア色の写真群を観ただけで、なるほど「近代写真の父」だとは分からなかったのだよ、正直。ベースがないという事か。もっと勉強せねば。企画展を2つもみたので資金が尽き、真っ直ぐに帰宅。。。

Img_1680 Img_1684 Img_1681

|

« 今年も新春パーティに参戦 | トップページ | 「生頼範義展」(上野の森美術館) »

文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/525756/66276139

この記事へのトラックバック一覧です: 「ユージン・スミス写真展」(東京都写真美術館):

« 今年も新春パーティに参戦 | トップページ | 「生頼範義展」(上野の森美術館) »