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2017年読書回顧

2017/12/31(日)

今年は個人的には「仕込み」の年だった。あちこちに顔を出したり、幅広く本を読んだり。読んだ本は137冊。久々の百冊越えで、過去10年間で一番多い。これが何か、「次」に繋がれば良いのだけど、このまま定年貧乏への道という可能性もある・・・

ノンフィクション系は結構いろいろ読んだが、あえて挙げれば以下の3冊。

『バブル 日本迷走の原点』(永野健二/新潮社)
80年代後半から90年代頭にかけての「バブル」とは何だったのか。今だからこそ、あらためて検証する意味は大きい。自分はペーペーで、バブルの恩恵は何一つ受けなかったあの時代。当時新聞を賑わせていた事件の背景や、その意味を理解させてくれた一冊。

『イノベーターたちの日本史』(米倉誠一郎/東洋経済新報社)
従来の延長線上にある連続的な「成長」は最早ありえない。だからこそ、イノベーションが重要性課題。明治維新後の日本が、何故急速に西洋化し列強に肩を並べられたのか。そこには数多くのイノベーター達の活躍が。そうか。理研て、こういう組織だったのか・・・

『東芝の悲劇』(大鹿晴明/幻冬舎)
ここ数年の「東芝事件」。「何をどうやって」いたのかを語る本は結構多いが、これは「誰がどうして」を描いた本。よく、ここまで書くな。これを読むと、まさに「人災」ですね。しかも、どこの会社でも起こりそうで怖い。他山の石とせねば。

小説は、ノンフィクションに比して読んだ数が減ったか。割とベタな本が多いが以下3冊。

『風神雷神 風の章・雷の章』(柳広司/講談社)
柳広司というと『ジョーカーゲーム』とかの、スパイものというイメージが強い。ところがこれは、俵屋宗達を主人公にした歴史小説。しかも「美」とはなにか、というテーマも追求している。そして何より、時代小説なのにスタイリッシュ!

『みかづき』(森絵都/集英社)
我々が小中学校の頃は1970年代。「受験戦争」という言葉も最早死語なのかもしれないが、子供にも大変な時代だったのだよ。あの時代から現代まで、「塾」という教育のちょっと外側がどう変遷していたかを描く小説。結構、懐かしく自分事としても読めた。

『蜜蜂と遠雷』(恩田陸/幻冬舎)
これこそベタな本屋大賞受賞作だが、面白かった。ピアノ・コンクールにのぞむ少年少女の話なんだけど、これ読むと出てくるピアノ曲を聴きたくなるよね(笑)。だからサイトもあるし、企画CDも出た。去年読んだの『マチネの終わりに』のギターもそうだったけど・・・

来年は、更に飲み飲みに行くのを減らして、もっと本読むぞ!(本当か?)。。。

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