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「大名茶人 松平不昧」展(三井記念美術館)

2018/5/3(木)

室町の三井記念美術館で「松平不昧」展。出雲松江藩主にして大名茶人。古今東西の茶道具にランク付けをするなど、その「お殿様の審美眼」は、最早伝説だ。そんな不昧公の没後2百年を記念して、その愛蔵品を展示すると。見ないと。

開館は午前十時。10分程前に到着すると、既に10人ほどの行列。その後も人は増え、開館時には結構な行列に。和服姿のオバサン(失礼)軍団が多い。「茶道」とかをやっている人は必見なんでしょかね。

ほほ~。「油滴天目」。そして「信楽水指 銘 三夕」。何ともいえない味わい。国宝「片輪車螺細手箱」。この意匠を模倣して、幾つかの愛用品を作らせたとか。そして「梅花天目」。これは去年、相国寺で見たな。光のあてかたが違うと、趣も変わるな。

「錐呉器茶碗 銘 山井」「奥高麗茶碗 銘 深山路」と銘品が続く。次の小展示室には「大井戸茶碗 喜左衛門井戸」。これも国宝。渋いくて良いなぁ。これを見るだけでも、来た甲斐があったというものだ。

次の大展示室は書画と茶碗。国宝の掛け軸がゴロゴロと並ぶが良く判らん。文字通り豚に真珠、だな。茶碗なら多少は判るか。この「青井戸茶碗 銘 朝かほ」イイね。今回の中でもマイ・フェヴァリットの一品。

明るい鼠色の「堅手茶碗 銘 長崎」と、本阿弥光悦の「赤楽茶碗 加賀光悦」が並んでいるのも圧巻。光悦は、この楽茶碗以外にも2つほど名品が並ぶ。そして何時もの茶室の所には不昧公の書「喝」と長次郎「赤楽茶碗 銘 無一物」が並ぶ。最早ため息も出ない。

後半の展示は不昧公の書や例のランキング表「雲州蔵帳」と、不昧公がプロデュースして作らせた美術品の数々。これ程の名品が一堂に会するのも珍しい。話題になって混む前に見に来て良かった。。。

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「大名茶人 松平不昧」展(三井記念美術館):~2018.6.17(日)

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