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「モダンアート再訪」展(埼玉県立近代美術館)

2018/5/6(日)

朝になって、本日の予定がキャンセルに。ポカっと空いたGW最後の一日。北浦和に遠征して埼玉県立近代美術館に行きましょう。博多の福岡市美術館が大改築のため閉館中。そのため、そのコレクションを使った「モダンアート再訪展」が全国の3つの美術館を巡回。

会場に入ると、まず藤田嗣治「仰臥裸婦」。猫が一緒に描かれているのはお約束? そしてミロ「ゴシック聖堂でオルガン演奏を聞いている踊り子」。この浮遊する目玉と訳の分からない構図。確かにミロだ。

シャガール「空飛ぶアトラージュ」。イイね。藤野一友「抽象的な籠」。この絵、記憶にあるな。SF小説の表紙だ。F・K・ディック『ヴァリス』のサンリオ文庫(後に創元推理文庫)だったかな。原画を見るのは初めてだ。ダリ「ポルト・リガトの聖母」も続く。

そして我が敬愛するデルヴォー「夜の通り(散歩する女たちと学者)」。無表情で上半身裸の女達に汽車。このモチーフはお約束。対比される学者像はジュール・ヴェルヌがモデルとか。成る程。この辺りの一連の作品は、自分のストライクゾーンですな。

しかし、この後のイヴ・クラインの青い「人体測定」とか、一連の日本人作家の作品群。九州派とかアンフォルメルと言われてもなぁ。ちと手がでない感じの作品が続く。それでも後半はアンディ・ウォーホル(「エルヴィス」!)とかで少し持ち直す。

リキテンシュタイン「雲のある海景」はモノトーンに近いシンプルな作品。好きだな。この赤い水玉のもじゃもじゃは、もしや草間彌生では(笑)。ラウシェンバーグも、よく分りませんがな。

キャンパスが切り裂かれているフォンタナ「空間概念 期待」とか、色鮮やかな分度器シリーズ「バスラ門Ⅱ」のフランク・ステラ。この辺りは、バブルの頃流行ったし、いろいろ見ましたね。今となっては懐かしい。

最後のコーナ。バスキア「無題」の落書きっぽいのも好きだね。大トリは横尾忠則「暗夜光路 旅の夜」。Y字路シリーズの原点の一枚。このシリーズ、好きなんだよね。何時かは兵庫県まで遠征して美術館で観なければ。

全部で70点ほどの展示。ヴォリューム的には丁度良いし、何枚かの好きな作家の絵を観られたので、満足じゃ。背伸びしても判らないのも多かったけど。まぁ「モダンアート」は自分にとっては、こんなものでしょう。面白かった。

先日、この街で居酒屋を開拓済み。でも駅の反対側だし時間も早いので、今日は飲まずに帰ろうか。。。

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「モダンアート再訪」展(埼玉県立近代美術館): ~2018.5.20(日)

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