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「いわさきちひろ」展(東京ステーションギャラリー)

2018/8/3(金)

今年は、いわさきちひろの生誕100年。東京駅の「ステーションギャラリー」で「いわさきちひろ、絵描きです」展が開催中。上井草の「ちひろ美術館」には年に1~2回顔を出しているが、こっちにも行かんとね。金曜日は20時まで開館しているのが便利。

2フロアを使っての展示。まずエレベータで上のフロアへ。いわさきちひろの愛用品の展示がプロローグ。そして、第二次世界大戦中の娘時代の作品や当時の写真などからスタート。マリー・ローランサン「ブリジット・スールデルの肖像」。そうか。言われれば近い世界。

戦中から絵や書を学ぶ。そして戦後は人民新聞社の記者として働き、共産党にも入党。そして松本善明と結婚し長男も生まれる。そうした時代の仕事(絵入りの記事など)の数々も展示。これは貴重。「ヒゲタ醬油」とか「伊勢丹」の広告ポスターの仕事も珍しい。

そして徐々に専業の絵本作家へ。この辺りから下のフロアでの展示。段々と絵が、我々が知っている感じに近づいていく。それでも単なる子供向けの絵本だけでなく、戦争の悲惨さを広く知ってもらうための『戦火のなかの子どもたち』なども。原画が展開されている。

最後のコーナは、「童画」としての到達点『あめのひのおるすばん』が中心。「腰かける少女」から始まり、このセピア色の「猫と遊ぶ少女」と、同じ色を使った「暗くなった街並み」とか、良いなぁ。最後の「お母さんに抱きつく子」の明るさの爆発!

『ぽちのきたうみ』の一連の原画もイイね。最後は高畑勲の企画による拡大画。高畑勲は、この展覧会の企画・構成を任されていたが道半ばで逝去。残念。でも、いわさきちひろの生涯や画業を振り返る、素晴らしい企画展になったよ。。。

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「いわさきちひろ、絵描きです。」(東京駅ステーションギャラリー):~2018.9.9(日)

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