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「江戸から東京への変遷」(日比谷カレッジ)

2018/11/30(金)

日比谷カレッジに参戦。お題は「建築と都市の歴史から見る江戸から東京への変遷」。講師は藤岡洋保教授。建築史が専門の先生のようだ。幕末から1960年代までの東京の歴史を、その時々の建物を紹介しながら語ると。

何故1960年代までか。この時までに、東京の現代都市のインフラが完成したから。ふ~ん。「江戸から帝都・東京へ」「帝都としての整備」「関東大震災復興事業」「戦災復興」そして「東京オリンピックのための整備」。予定を大幅にオーヴァーして2時間半の熱い講義。

明治時代に東京は、急速に近代化・西洋化を進める。その基盤となった土地は何処から。それは武家地。江戸の7割は大名屋敷をはじめとした武家地だったので転換ができた。都市を西洋風に作り替えると同時に、国民国家への再編が進む。

その後東京は、2度の大きな災害に見舞われる。関東大震災と太平洋戦争。焼け野原からの復興が、土地利用の仕方や、そこに建つ建物のあり方を方向づけてきて、今の東京を最終的に形作る。

そして東京の建物は、その時々の建築観や美学・技術が反映されている。政治・経済・文化の中心だった東京には、日本近代そのものが刻印されている。だから、建物を観ていく事を通じて、その背景が見えてくると。成る程。

この建物解説が、丁寧でわかりやすかった。建物って、本とかの写真で見て解説を読んでも、よく判らないんだよね。まさに目から鱗。だからあっという間の2時間半。誰も途中で席を立たずに聞き入っていた。

最後に、少子化・高齢化・過疎が進行する一方で、東京エリアへの一極集中が進んでいる現状に言及。いずれ、また大震災もくる。これにどう備え、そこから復興するのか。2度目のオリンピックをひかえ、まだまだ東京から目が離せない。

もっと東京の街と建物を、今のうちに巡っておかないとだな。。。

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