学問・資格

開放講座「国境、そして企業の境界を超える分業」(如水会館)

2017/9/12(火)

一橋大学の開放講座。今回のお題は「国境、そして企業の境界を超える分業」。一橋大学のの冨浦教授と国際貿易投資研究所の高橋研究主幹の講演。珍しく趣味ではないお勉強。夕暮れの如水会館へ。

グローバル貿易の変貌。従来は、自動車などの完成品や石油などの天然資源がメイン。ところが今は、生産工程が各国に散らばり中間財の貿易が主流に。更にモノだけでなく、サービスの貿易も進む。

海外アウトソーシングが本格化したのは「2000年問題」(懐かしい言葉。今は死語か?)の時。大量のプログラムチェックが必要となり、アメリカからインドへの大規模なアウトソーシングが。そして『フラット化する世界』(トーマス・フリードマン)へ・・・

労働集約的企業ほど、海外アウトソーシングでは社外へ積極的に出す。資本集約型の企業は、海外でも社内(海外子会社など)を選ぶ傾向。特に日本企業は、子会社を含む社内型の比率が他国に比べて高い。

これは、アウトソーシングの際の技術流出とも密接な関係がある。流出を防ぐには「技術のブラックボックス化」「ガチガチの契約」「人を派遣して信頼関係を作り、すり合わせながら進める」があるが、日本は契約もマネジメントも不得手。

最近は中国を始めとした近隣アジア国との賃金格差が縮小し、更に遠くへ行く傾向。製造拠点の本格的な国内回帰を進める要素は乏しく、長期的には海外アウトソーシングは拡大していく趨勢。

まぁ言うまでもなく、AIなどの技術の進展と海外アウトソーシングで、オヤジがやれるような単純業務はドンドンなくなっていく。かといって今更、グローバル人材にもなれまい。新しいスキルを身につけるより、生活のダウンサイジングの方が有効なんだろう、きっと。

今月は前半に散財し過ぎ。20時に終了したら、真っ直ぐ家に帰って寝ましたとも。。。

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