映画・テレビ

映画「ゼロの焦点」

今年は松本清張の生誕100年らしい。ということで名作「ゼロの焦点」が映画化された。

舞台は昭和32年の東京と金沢。広末涼子がヒロインである。正直に言うと、広末涼子の出演したドラマや映画を観るのは初めてだ。もっと正直に言うと松本清張の本も読んだことがない(^-^;
広末よりは歳をとり過ぎ、清張の時代からは遅れた、ということか。

ただ逆に、何の予見もなく観たこの映画は面白かった。まず映像がスタイリッシュ。昭和32年の街並みや風俗を、これほど鮮やかに映像で表現するのは凄いことだと思う。監督の才能か。。。

そして(自分はそれほどでもないが)鉄道ファンにとっても、夜行列車や市電の走る風景は観る価値が大きいと思う。なかなか良く描けている。

と直接的ではない所ばかり褒めているが、ミステリィ映画としての出来もなかなか。最初から最後まで、映像とストーリィで魅了する、目立たないが「お買い得映画」である。

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映画「アンヴィル」

吉祥寺のバウスシアターに来るのは何時以来だろうか。ヘッズの奇跡の映画「ストップ・メイキング・センス」を初めて観たのもここだった。今回の目的は「アンヴィル」。ヘビメタ・バンドのドキュメンタリィ映画だ。

映画はいきなり、1984年日本のロックフェスから始まる。ボンジョビ(笑ってしまうほど若い!)とか錚々たるバンド達の一つとして出演していた「アンヴィル」。その後、ビッグネームに名を連ねてもおかしくなかった彼らは、結局メジャーになれず埋没していく。

しかし彼らは「ロックスターになる」夢を諦めず、今でも地元カナダでショボい仕事をしながら、時にドサ周りのツアー(客が入らない、電車移動で乗り遅れる・・・)に挑戦しつづける。それを見守る家族たち。。。

何よりもギタリストとドラマーの30年来の絆! ロックを通じて「何のために働き、何を目指すのか」をまさに体現している。

そして最後にまた日本。メッセのライブ・シーンには思わず涙ぐんでしまった。日本の観客は最高だ!

中年(ヘビメタ)バンド。どっかのオヤジ達と同じだ。フライングVをかき鳴らし歌う中年ロッカーの姿は、どうみてもウチのバンドのJ君そっくりだ(^-^;

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『東京箱庭鉄道』(原宏一/祥伝社)

原宏一の小説を読むのは、『ムボカ゛』以来だから8年ぶりか。今回は「鉄道小説」である。東京に小さくてよいので「本物の鉄道」をひこうというプロジェクト。予算は400億円。詐欺か、と疑いつつ走り始める主人公たち・・・

一つの案としての「新宿の東西を結ぶ鉄道」は、最近実際に同じ様なルートをワンコインバスが走るというニュースを見て、同じことを考える人もいるんだなぁと感心。

セロニアス・モンクからフュージョン系まで、所々に入るJAZZが良いアクセントになっている。小説としては多少甘いところもあるが、楽しく一気読みした。結構お勧めの小説である。

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映画「パティ・スミス:ドリーム・オブ・ライフ」

Dscn2301 渋谷のシアターNで映画「パティ・スミス:ドリーム・オブ・ライフ」。パティ・スミスを10年以上に渡って撮ったドキュメンタリィ。よくあるコンサート映像はほとんどなく、むしろ彼女の生きザマそのものを切り取ってある。
自分はパティ・スミスをそれ程聴いていない。B・スプリングスティーンとの共作曲「ビコーズ・ザ・ナイト」とか、その辺りのアルバムとか・・・

映画を観て思ったのは、パティ・スミスは何よりも「詩人」だということ。ランボーやギンズバーグなどへの言及。詩の朗読。。。

音楽のパートナーであった夫をはじめ、周囲の大切な人が逝ってしまう中、彼女は「パティ・スミス」として生きて行く。イラクで戦争を仕掛けたジョージ・ブッシュを言葉で糾弾する姿には心をうたれた。

そして最後にわかる「ドリーム・オブ・ライフ」!

シアターNでは10/9(金)まで。ロック好きは勿論のこと、アメリカの現代文学・現代詩に興味がある人も観た方が良い映画だと思う。

で観終わって、21時半には野方「秋元屋」に到着。ほぼ満員。かろうじて新店カウンタ中央に入れてもらう。フライヤが目の前にあって、見ていて面白かった。週末なので油断して、飲み過ぎ。。。

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映画「沈まぬ太陽」完成披露試写会

東京国際フォーラムAホールは超満員。いよいよ超大作(!)映画「沈まぬ太陽」の完成披露試写会である。主演の渡辺謙のアナウンスで、三浦友和・松雪泰子・鈴木京香・石坂浩二と監督の若松節朗が舞台袖ではなく、会場脇のドアから入ってきて、客席を通って舞台に上がる粋な演出。

ところが肝心の渡辺謙は何とロスアンゼルス。小型スクリーンが舞台に下りてきて衛星中継での参加だ! こんなの初めて。。。

多くの出演者が語ったのは「よくこの本を映画化できた」ということ。御巣鷹山の映像化しかり、(モデルが特定されるとされる)某企業や政治家のエピソードしかり・・・ しかもこの「重いテーマ」を描くのに、3時間22分(プラス途中10分の途中休憩あり)の長尺。映画の内容はまた、あらためて書きたい。それ位の中身の映画。

映画の試写会に行って、酒も飲まずに走って帰って「午前様」とはなぁ・・・

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映画「大洗にも星はふるなり」

先日の試写会で観た、映画「大洗にも星はふるなり」について。

Dscn2064 クリスマス・イブの大洗の「海の家」に、「自分こそ一番惚れられている」と妄想する男たちが集まるコメディ映画。男って、自分の都合の良いように解釈して突っ走る「どうしようもない奴」ばかりだなぁ、と笑いの中に自虐的に考えさせられた(^-^;

もっとも試写会は若い女性が沢山来て、舞台挨拶でキャーキャーいっていたし、映画本編では、よく笑っていた。きっとオヤジ的観方とは全然違う楽しみがあるのだろう。。。

監督の福田雄一はドラマ「33分探偵」や「THE 3名様」シリーズで名をあげ、初映画監督作品とのこと。オモシロイ! この監督、絶対将来性あり。

11月上旬公開らしいが、観て損のない映画だと思う。老若男女、タイトルを忘れずにメモして映画館へGO。

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映画「レッドクリフ part2」

北京からの帰りのフライト。東京に戻ってから仕事があったので、昼から飲むわけにもいかず、「映画でもみるか」ということに。

「レッドクリフ」。part1はTVでみたが、part2は飛行機の機内で。まぁ良くできた映画だと思う。世に言う「三国志」の名場面「赤壁の戦い」の完全映画化! 出ている俳優も、日本市場を意識しつつ、上手く配役してある。何のストレスもなく楽しめる。

でも小さい機内モニタでなく、大スクリーンで見たかったなぁ。

原作の三国志も恥ずかしながら「吉川英治」版は読んでないし、宮城谷昌光版も6巻まで(でも赤壁は6巻だったか・・・)。早く7巻も読まないと・・・

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映画「真夏のオリオン」

太平洋戦争の終戦から60年以上。我々が既に小学校の頃「戦争を知らない子供たち」が唄われていた位だから、ましてや「今」の若い衆は「戦争」をどう捉えているのだろうか・・・

映画「真夏のオリオン」は潜水艦・戦争映画である。原作の『雷撃深度十九・五』はバリバリの戦争サスペンスらしいが(未読・・)、映画はそれに福井晴敏が味付けをした。正直言って少し泣いた。。。

今まで入り口論で「戦争映画はねぇ」と敬遠していた人は自分だけではないと思う。そういう人にも是非、観てもらいたい映画。もう一度、今度は家族で行こうかなぁ。

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映画「ハゲタカ」

TVドラマはほとんど見ない。そりゃ毎晩のように居酒屋を研究し、休日もバンドだ芝刈りだと出歩いていれば物理的にも不可能だ。で映画「ハゲタカ」。何でもNHKでヒットした経済ドラマの映画版なんだそうな。。。

一言で言えば、経済を味付けにした人間ドラマ。お色気シーンや色恋沙汰は一切出てこない。結構骨太。昨今の経済危機などを上手く取り込んで、2時間以上の映画だが飽きさせない。

「映画」ということで多少ストーリを単純化しすぎた気もするが、これは元のTV版を見ていないからで、TVからのファンにとっては、より深い理解や楽しみがありそうだ。昨今のワンパターン恋愛映画に飽きた映画ファンには是非観てもらいたい作品である。

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映画「ウルトラミラクルラブストーリー」 → 「こいくちや」

京橋で映画「ウルトラミラクルラブストーリー」の試写会。物凄い人気で、通路に座布団をひいて座って観る人もいた。

映画は全編にわたって津軽弁。主役は松山ケンイチ。映画「デトロイト・メタル・シティ」とは全然違うキャラ(当たり前か (^-^; )。ヒロインの麻生久美子、やっぱり良いなぁ。監督は新進気鋭の横浜聡子、彼女は将来あっと驚く大物になるのでは。。。

でもオヤジ世代の感覚と合うかどうかは微妙。松山ケンイチ・ファンを中心に若い人にガンガン観てもらいたい映画である。

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で観終わって何故か下井草。鉄板焼居酒屋「こいくちや」である。お腹が空いたので一気に「ポテサラ」「ウインナー焼」「牛スジ煮」。ここの牛スジ煮は、プルプルしたスジ肉が醤油味で煮てあって、味もまさに「こいくち」。「こいくちや」といえばこれ、と思うのだが・・・

黒ホッピーを飲みながら、さらに定番の「しそめんたいチーズ焼」。満足満足!!

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映画「THIS IS ENGLAND」

久々に映画館へ。渋谷シアターNで「THIS IS ENGLAND」を観る。

Dscn1389 普通の青春映画・音楽映画だと思ってみるとガツンと来る。
ヘビー。
1983年のイギリス。不況・失業。そしてフォークランド。日本では「紛争」といわれていたが、紛う事ない「戦争」である。人が死ぬ! 80年代に突如として現れた「戦争」。(その時代、我々は何をしていた・・・ )
その中で若者は閉塞状況の中で考えもがく。ヒリヒリする若者同士のコミュニケーション。映画の中の音楽も80年代前半の時代を象徴していて良かった。

こういう映画をかけることがミニシアターの本分。客も老若男女、結構入っていた。
頑張れシアターN。

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映画「禅 ZEN」

Dscn1224 禅宗・曹洞宗の開祖である道元を主人公とした映画。道元が宋に渡り、師を求めて苦労し、ついには悟りの境地をひらいて帰国。既存の宗教勢力の弾圧をうけながら、福井・永平寺を拓き教えをひろめていく様子を丹念に描いている。

まったく予備知識もなく観たが、只管打座(=ただひたすら座禅せよ)とか、「禅」とは何かが朧げながら分かった気になる。今時の映画にはない、なかなか志の高い映画ではないか。(「ララピポ」とは好対照 (^-^;)

客層は50代・60代の夫婦で、というのが圧倒的に多かった。「ララピポ」を観た時は映画館で一番年寄りだったが、今回は最年少か。。。

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映画「ララピポ」

Dscn1211 奥田英朗の同名小説の映画化。2/7公開ということで、池袋メトロポリタンプラザのシネ・リーブルへ出撃。自分から積極的に観る映画とはかなりラインが違うのだが、拠ない理由があり・・・

映画は原作にかなり忠実。下品といえば下品だし、軽いといえば軽い。エッチなシーンもあり(R-15指定 (^-^; ) 家族皆で観にいく映画ではない。しかしそこを超えて、「人間」そのものを描こうとする奥田英朗の意図をくんで、うまく2時間弱の映画にまとめた監督の手腕には拍手を送りたい。

若い人は、また違う感想を持つのだろうが・・・

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映画「K-20 怪人二十面相・伝」

三が日も終わって、正月休みもあと一日。映画館に行き「K-20 怪人二十面相・伝」を観る。何の予備知識もなく、単に「怪人二十面相」だから (*^-^)

本読みオヤジの読書の原点は江戸川乱歩の怪人二十面相シリーズ。小学校の時にはまって、ポプラ社の全集を読破。その後、乱歩の大人向けシリーズにまで手を広げ、変な読書人が出来上がった、いわば原点の一つ。戦後の薄暗い街並みを分かるギリギリ最後の世代かもしれない(現に、ポプラ社から近年新装版がでたが、読んでいる子をみたことがない・・)

Dscn1081 映画は「三丁目の夕日」スタッフということで、「昔の町並み再現」作戦かと思ったら、良い意味で裏切られた。いわゆる「歴史改変」パターンで、第二次世界大戦を回避した「帝都」(=東京)の1949年を舞台としたお話。この街の描写が結構良くできていたし、ストーリーも楽しめた。あえていえば、ミステリー+ブレードランナー+宮崎駿か・・・

まぁ内容は「アクション映画」といっても良い内容。ただ誰が見に行くのか、ターゲットが不明。江戸川乱歩読んで、SFも好きで、(アクション)映画好きのオヤジなんてそういないのでは。。。

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映画「THE WHO ライブ・アット・キルバーン」

Dscn1007 鹿児島県人会の忘年会で新橋「かご」へ。定番つまみの刺身盛り合わせ(鳥さし・レバさし・キモさし)やキビナゴなどをたのみ、島美人のお湯割りをガンガン飲む。今日はここを早めに切り上げて、レイトショーに行かなければ・・・ でも飲みすぎた。。。

Dscn1008 で渋谷に移動。シアターNで無事に席を確保できる目処を立て、少し時間が空いた。ここで、止せばいいのにシアターN向かいの立ち飲みや「なんの」へ。丁度TVでマンチェスターUvsガンバ戦。しかも絶妙のタイミングでガンバが1点目をとって相手を本気にさせる。ルーニーが出てきてあっというまに得点、さらに1点。遠藤も世界最高峰のGKを相手にPKを決める。ホッピーもすすむ。ここでも飲み過ぎ。。。

結局、泥酔して映画へ。よく覚えていないが(^-^; THE WHOは最高のパフォーマンス。特にドラムのキース・ムーンはやっぱり凄い。非常にタイトなリズムを常にバシバシ刻み続ける。「サマータイムブルース」などのメジャー曲はもちろん、「フー・アー・ユー」もやっていた。でも「あっ」という間に終わってしまったから、きっといびきをかいて寝ていた時間も多かったのだろう。周りにかなり迷惑をかけたようだ・・・ゴメンナサイ 
この映画の上映は今日まで。DVDが出たらまた観たい。

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映画「ロック誕生」

渋谷のシアターNのレイトショー(21:20~)で映画「ロック誕生」を見た。内田裕也、ミッキー・カーチス、中村とうようなど錚々たるメンバーが日本の「ロック」の黎明期について語る。しかも、フラワートラベリングバンドやはっぴほえんど、四人囃子、クリエイションなどの貴重なライブ映像が流れる。日本の「ロック」が、誰のどんな想いを形にしてできたのか、を知るために観るべき映画。11/21(金)までの公開だから、急ぐべし!

ちなみに観た後で、沖縄料理店で飲んだら0時を過ぎ、帰宅は午前様。シアターNではTHE WHOのライブ映画もやっているので、また行かねば・・・

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