音楽

本郷界隈を徘徊

2017/10/14(土)

東京大学の教室でロックが流れる。こんな瞬間に立ち会えるとは・・・

天気悪し。天気が良ければ秩父宮に行って母校の応援と思っていたが回避。次善策として考えてあった東大での講義に参加しよう。御茶ノ水から歩いて本郷三丁目を目指す。11時半前に到着。少し早いが、まずは腹ごしらえですね。

前々から一度行ってみようと思っていた、焼きそば専門店「まるしょう」。無事にカウンタ席に収容された。初訪問なので、王道の「ソース焼きそば」に行くのが普通。ところがへそ曲がりのオヤジは「ナポリタン焼きそば」をオーダ。だって、「ナポリタン」好っきやねん。

待つこと暫し。熱々の重い鉄板皿に載って登場。では一口。これは美味しいなぁ。この自家製の太麺。どんどん箸が進む。でも、このレベルだと「ナポリタン」そのものだ。パスタと焼きそばの違いは何? 小麦粉の種類? 今度、焼きそば専門家に会ったら聞いてみよう。

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腹一杯。中盛にしたのだが、普通でも良かったか。さて。東大に行く前に、もう一か所寄りたい所があるのだよ。東大病院の裏手から、東大構内に入らずに大きく迂回していく。お~。これが「無縁坂」か。初めて来たな。

丁度、昨日の対談で森鴎外の『雁』の話を聞いたばかり。何か繋がっている感じ。でも、我々の世代では「無縁坂」というと、鴎外ではなく「グレープ」なんだが。何。今の若い衆は「グレープ」を知らない? さだまさしは知っている? う~む。「♪忍ぶ、不忍、無縁坂・・・」

「無縁坂」をおりきって方向を転じ、今度は緩やかな坂をダラダラと上って行く。こっちは「暗闇坂」というのか。この坂を上り切って、東大の弥生門に着く直前の右側。目指す「弥生美術館」に着いた。

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「弥生美術館」では「はいからさんが通る」展を開催中。「大正♡乙女らいふ×大和和気ワールド!」。あの1970年代中盤の伝説のコミック「はいからさんが通る」の原画などの展示である。展示は1~2階。まず1階から。お~。懐かしい。

ほほ~。女子学生の袴スタイルは1899年に女子高等師範学校(現・お茶の水大学)で始まった、と。1930年には、洋装に移行してセーラー服とかに代わるので、僅か30年くらいの時代だったんですね。女子学生用の自転車の実物展示も。

え。何で酒飲みオヤジが「はいからさん」を読んでいたかって。多分、妹の部屋に落ちていたのを勝手に読んだのであろう。あれ、読み始めるとハマるよね。展示はストーリーに沿って進んで行く。飲み屋で喧嘩して少尉が小倉に飛ばされる。そして、戦地に行って戦死。

ん。戦死? そうだっけ。続きは2階で、ですか。許婚の少尉を失って、働きに出るヒロイン。大正後期の職業婦人・モガ。そうだ、そうだ。出版社に働きに出て、そこで出会った男と結婚する事に。結婚式の当日に関東大震災。そして、奇跡のハッピーエンド・・・

原画を見ながら、段々ストーリィを思い出し、最後の方は殆ど涙ぐむ怪しげなオヤジ。いや~。久々に大和和気ワールドにどっぷりと漬かってしまった。11月に新作アニメ映画で公開される、と。絵がちと違う気がする。流石に、オヤジが見に行く訳にもいくまい。

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「はいからさんが通る」展(弥生美術館):~2017.12.24(日)

さて。本題の東大での講演会じゃ。開始時刻の14時には少し早い。東大構内を散歩。これが三四郎池ね。よく、大学構内に池が無防備にあるな。我らが母校なら、間違いなく誰かが飛び込むので埋められそうだ。現に馬場のロータリィも歌舞伎町も水がない(笑)。

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文学部の大教室での講演。お題は「ロック・ミュージックと現代思想」。講師はフランス現代哲学を研究している東大文学部の鈴木泉准教授。中年のロックオヤジのイメージそのもの。と思っていたら、自分より1歳年下か。へ~。これ、集英社の寄付講座なんだ。

1960年代後半に若い世代の意識変革に大きな影響を及ぼしたロック・ミュージック。フランスを震源地として知の最前線となった現代思想。この2つのムーヴメントは、同時代的に交わり影響を与え合ったのか・・・

連続テレビドラマ「ひよっこ」の時代。1966年にビートルズが来日し、「ツィッギー」が来日してミニスカートが大流行。この辺りがロックの大きな転換点であった。カウンターカルチャーが隆盛し、文化革命・政治革命がおこる。「パリ5月革命」から「安田講堂」。

ビートルズのアルバムジャケットの変遷を見せながら、曲のさわりを流す。東大の大教室でロック(笑)。『ラバーソール』『リボルバー』ときて『サージェントペパー』へ。この底流にある神秘主義・東洋思想への傾倒やサイケデリック・ロック。

サイケデリックの哲学は「知覚の拡張」と「現実の多次元化」。これをハックスリーやティモシー・リアリーはドラッグを使ってやろうとした。音楽はベルベット・アンダーグラウンド、ドアーズ、ジミヘン、ジェファーソン・エアプレイン、そしてグレイトフル・デッド。イイね。

一方、フランスの現代思想でジル・ドゥルーズの話。超越論的経験論は正に知覚の拡張をドラッグ抜きでやろう、というの話だし、反復の哲学「リトルネロ」は、ロックの「リフの美学」に繋がっている。そして「リズム・ビートの美学」。ドゥルーズの読んでないオヤジも頷く。

若い子と話すと「まだロックなんて聴いているんですか。あれは終わった音楽でしょ」と言われると。でも、ノスタルジーと言われようが、ロックは20世紀最大の文化だと言い切る。そうだ、そうだ。何か、その内ディスク・ユニオンとかで会いそうですね、先生(笑)。

あっという間の1時間半。この後30分延長して、司会(英米文学研究・翻訳家の柴田元幸だった。東大の特任教授やっているんだね)と2人で、会場からの質問を受けつつ対談。東大生(?)の質問も、面白い。

サイケデリックとかサマー・オブ・ラブ。この辺の時代の研究が、実は自分の主戦場。もう歳をとって来たし、もっとピッチを上げて頑張らないと。そうでないと、ただ酒飲んで昔のロックを聴いているだけのオヤジと思われるぞ。(事実、そうなんだが)。。。

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イベント「散歩本と歩く東京」(東京堂書店)

2017/10/13(金)

神保町すずらん通りの真ん中に鎮座する「東京堂書店」。神保町の歴史、出版界の歴史そのものを体現するといっても過言ではない老舗。余りに恐れ多くて、普段は近づかないのだが、今日は珍しくイベントに参加。6階のホールへ。

ドイツ文学者の池内紀とエッセイストの坂崎重盛の2人のトークイベント。池内紀が『散歩本を散歩する』を出版した。雑誌「散歩の達人」に連載してたやつね。それで対談が実現か。そういえば店内に、特設の散歩本コーナもできている。

「人生は散歩のようなもの」という人生観を語る。そして「散歩好きは役に立たない人が多い」(笑)。オヤジの事か。そこからステッキの話に。夏目漱石『三四郎』の時代、学生でもステッキを持っていた。坂崎翁は、自宅から組み立て式のステッキを持参。仕込み、ですね。

漱石、森鴎外、幸田露伴、永井荷風、今和次郎などなどの話。漱石の主人公は皆、よく散歩する。鴎外の『雁』の主人公の青年はつまらない奴だ、と。成る程、成る程。自分は、この辺りの文学系の基礎教養が不足しているなぁ。

池内紀が関西からの上京組なのに対して、坂崎翁は東京生まれの東京育ち。だから「記憶にある街」と「未知の街」、散歩の対象が違う、と池内先生。いやいや、自分は下町の生まれ育ちだから、全然知らない街が多い、と坂崎翁。

「切手屋、コイン屋がある街は、良い街である」「散歩して、疲れたら一杯飲んで帰る。祝祭的一日の終わり」「散歩と読書は歳をとってからが楽しい」などなど。自分も散歩の達人になりたいものだ。先立つものさえあればね・・・

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終わると21時近い。今日はまだ、飲んでいない。金曜日だし、このまま帰ってもだな。そうだ、久々に新宿三丁目のロックバーに顔を出そう。先客は3人。金曜日だから繁盛している。自分はウォルター・ベッカーの追悼に来たのだよ。

「スティーリー・ダン」のウォルター・ベッカーが先月の上旬に亡くなった。突然の訃報。その影響か、盟友のドナルド・フェイゲンの来日も急遽中止に。まだ70歳にもなっていなかったのに・・・

まずはファースト・アルバム『キャント・バイ・ア・スリル』から「リーリン・イン・ザ・イヤーズ」をリクエスト。お~。マスタがライブ盤の方をかけてくれる。ハイボールを2杯程飲んで、最後は超名曲「エイジャ」もリクエスト。

スティーリー・ダンの6枚目のアルバム『彩(エイジャ)』のタイトルチューン。スティーブ・ガットのドラムにウェイン・ショーターのサックス。何時聴いてもカッコいい曲。このアルバム、高校生の時に聴いてぶっ飛んだ。何じゃ、この世界は。もう40年前の事か。歳をとる訳だ。

もう22時か。帰らねば。マスタ。今度また、ゆっくり寄らせてもらいます。。。

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神社境内でジャズフェス 沼袋「たつや」

2017/9/9(土)

神社境内の神楽殿でJAZZ。今年で10回目となる「NUNO・ジャズ・フェスタ」が、今年も沼袋の氷川神社で開催。JAZZ研部長は「当日の気分で」と言っていたのに、随分早い時間から、酒を飲みながら鑑賞しているようだ。早く合流しないと。

近づいていくと、遠くから音楽が聞こえてくる。でもまずは神社ですから、お詣りしないとですね。お詣りをすませて、いざ境内のフェスに参戦。丁度、地元・北原小のオヤジバンドが女性ヴォーカル付きで演奏中。「上を向いて歩こう」と「イマジン」を聴く。イイね。

そしてセットが替わって、ピアノトリオ+女性ヴォーカル。これはプロですね。「ザ・ニアレス・オブ・ユー」から始まって、「サニー」などなど。ピアノもベースもヴォーカルも外人部隊。ドラマーだけが日本人。

お~。この曲はスティング「フラジャイル」だ。カッコイイ。何時もはパークハイアット東京で演っている、と。これをタダで聴けるのはお得ですね。大満足。次はオルガンジャズか、と思っていたらJAZZ研部長が「もう良かろう」と。4時間近く立ちっぱなしではお疲れでしょう。

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二人で沼袋の街を抜け「たつや」に。時刻は18時近い。入れるか。何とか入口の焼き台前に入れてもらえた。黒ホッピー。そして「冷製盛り合わせ」。これは一人で来ても食べきれないので、こういう時に頼まないと。旨いぞ。

「モツカレー」もいきましょう。そして最後は焼き物を何本かずつ。いや~。JAZZ聴いて、もつ焼き食べて充実したひと時。流石にお疲れのご様子なので、まだ時間も早いが今日はここで解散となった。「たつや」を出ると、少し行列ができていた。流石は人気店。。。

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後で確認すると、このJAZZフェスは、10回の節目の今回で、一応の区切りとなるらしい。中野区も財政が厳しいのかね。折角、ここまで地域に密着したイベントに育ったのにモッタイナイ。是非、復活を願う・・・

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映画「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」

2017/9/8(金)

風の噂に聞いた。立川に物凄く音の良い映画館があると。「爆音」や「極音」と銘打って、一般映画や音楽映画を上映。このために、PAとか結構な設備投資をしたとか。一度行ってみたいと思っていたら今宵、絶好の映画を一夜限りで上映する。行ってみるべ。

立川駅北口からモノレールの北駅へ。その先にあるのが「オリオン書房」の入っている「ノルテ」。目指す映画館は、その更に先にあるようだ。エスカレータで上がっていくと券売場。シネコン仕様。目指す映画は満席の盛況だ。

映画「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」。ライ・クーダーがキューバのミュージシャン(皆、古老)と作った同名アルバム。1997年に出た、あのCDは愛聴盤だ。そのミュージシャン達との交流を、ヴィム・ヴェンダース監督とライ・クーダーが作った音楽ドキュメンタリー。

ハバナの街並み。そこでのミュージシャン達の生活と音楽。ヴェンダースお得意のロード・ムーヴィーっぽい作り。そのキューバでの映像と、アムステルダムでの公演の模様が交互に映し出される。ハバナでは皆、葉巻吸っている(笑)。

イブライム・フェレール。キューバのナット・キング・コールと称されるヴォーカル。爺さんなのに歌いだすと凄い。ピアノのルベーン・ゴンザレス。この爺ちゃんも凄いぞ。ライがキューバで出会ったのは、そんな凄腕だが無名のミュージシャンばかり。

映画の最後の方は、ニューヨークのカーネギーホールでの公演。その前後に、ニューヨークの街並みを散歩・観光するメンバーたちのシーンが、また良いのだよ。公演自体も感動的。この映画を「極音」で聴けるとは、わざわざ立川まで遠征してきた甲斐があった。

終わると21時近く。先週・今週は飲み過ぎだ。今日は休肝日だ。家に帰ってCDを聴きながら、余韻にひたろう。。。

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映画「ボブ・ディラン/我が道は変わる」(阿佐ヶ谷ユジク)

2017/9/6(水)

見逃していたボブ・ディランのフォーク時代を描いたドキュメンタリー映画「我が道は変わる」。阿佐ヶ谷のミニシアタ「ユジク」で、1週間だけ上映する、と。しかし14時15分からの上映しかない。会社をサボって(もとい、休みをとって)出撃じゃ。

ニューヨークのグリニッジ・ヴィレッジ。1961年の冬に、ミネソタから一人の若者が出てくる。ウディ・ガスリィやピート・シガーを手本に、やがて彼は自分で歌を書き、歌い始める。酒飲みオヤジが生まれた頃。もはや60年近く前の話だ。

やがて彼は恋人スーズ(アルバム『フリーホイーリン・ボブ・ディラン』のジャケットに一緒に写っている娘)の影響で、プロテスト・ソングの世界へ。「風に吹かれて」「戦争の親玉」「はげしい雨が降る」の時代。そしてアルバム『時代は変わる』。独特の声、歌いまわし。

既にフォークの女王だったジョーン・バエズ(ディランと6ケ月しか歳が違わない)と付き合い、行動を共にする。「フォークの貴公子」。しかし時代は大きく動く。ケネディ暗殺等々。ディランは次第にストレートなプロテスト・ソングから、内省的・抽象的な歌詞へ昇華していく。

そしてアルバム『アナザー・サイド・オブ・ボブ・ディラン』。ここにはストレートなプロテスト・ソングは影を潜め、「マイ・バック・ペイジス」や「悲しきベイブ」といった名曲。アコースティックの弾き語りではあるけど、新しいステージにあがっていくディラン。

一方でロックンロールが復権し、ビートルズをはじめとしたブリティッシュ・インヴェイジョンの大きな波がアメリカに押し寄せる。表現者としてのディランもエレキ・ギターを持つ。アルバム『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム』。

エレキ・サイドのA面は「サブタレニアン・ホームシック・ブルース」から始まって「シー・ビロング・トゥ・ミー」「マギーズ・ファーム」。アコースティック・サイドのB面。最後の「イッツ・オール・オーヴァー・ナウ、ベイビー・ブルー」はフォークへの訣別の歌だ・・・

毎年出演していたニューポート・フォーク・フェスティバル。1965年についに、エレクトリック・バンドを従えて登場し「マギーズ・ファーム」を。そして「ライク・ア・ローリング・ストーン」。従来からの(頑迷な)フォーク・ファンに別れを告げる。

いや~。フォーク時代にディランを、映像と歌でしっかりと追体験できる。良くできた映画。自分はディランを聴き始めたのは高校生だから70年代後半。ザ・バンドと一緒のやつとか『at武道館』の時代。今回は、いろいろと勉強になりました。また、しっかり聴き直そう。

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終わると16時半過ぎ。丁度良い。久々に居酒屋「川名」に顔を出そう。歩いて5分もかからずに到着。先客はカウンタに3人程。黒ホッピー下さい。お通しにフルーツが出てくるのはお約束。ホワイトボードのメニューを拝見。

まずは「トロしめ鯖」から。ディランがまだフォークを歌っていた頃、自分は鯖を食べると蕁麻疹が出た。貧乏な大学時代の飲み会で鍛えられて、今では好物だけど。時代は変わり、自分も少しは成長したか。

「豚煮込み」も。ナンコツとか色々な部位が、イイ感じに煮込まれていて旨い。最後に「チキンセット」をタレで。BGMはいつも通りハイファイセット。彼ら彼女らもフォーク世代の生き残りだなぁ。などと考えながら飲んだら、酔っぱらった。帰ってディラン、復習しないと。。。

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映画「彼女が水着にきがえたら」

2017/8/17(木)

原田知世のデビュー35周年を記念して、「原田知世映画祭 映画と私」が渋谷の映画館で開催されている。1日に1本ずつ、1回だけの上映。どれを見るかな、とのんびりしていたら明日で終わりだと。慌てて渋谷に出撃。

この「ヒューマントラストシネマ渋谷」というのは、何処? ほ~。宮下公園の前に建っているビル「ココチ」の上か。5年ほど前にリニューアルされた、と。全くご縁がなかった。そもそもオヤジには渋谷は怖くて、うかつに近寄れませんぜ。

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ビルの2階に「文教堂」がカルチャーエージェント業態で、しかもブック&カフェで出店している。これは顔を出さないとですね。木曜日の夕方。結構な賑わい。そういえば、駅からここに来る途中の「文教堂」はなくなっていたな。2年ほど前に「ビッグカメラ」になったと。

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本日の映画は「彼女が水着にきがえたら」。この映画、好きなんだよね。「私をスキーに連れてって」に続いて、バブル期にホイチョイが作った映画3部作の2作目。1989年公開。ロードショーで観て以来、何回観ただろう。でも映画館では28年ぶりか。歳をとる訳だ。

原田知世は勿論、「時をかける少女」とか初期の初々しさが良い。また近年の「しあわせのパン」とかの落ち着いた演技も素敵だ。だけどね。この「彼女が水着にきがえたら」の頃が、自分は一番好きかもしれないなぁ(笑)。OL役が身近な感じなのか。

音楽は全編、サザンオールスターズ。これがまた良いのだよ。オープニングにして、その後もイントロがジングルとして使われる「さよならベイビー」。いや~。懐かしい。これを聴いただけで、涙が出て来たぞ(嘘)。

クルージングに出ていくシーンの曲は「ミス・ブランニュー・デイ」。そして水上競争のバックが「思い過ごしも恋のうち」。何せ船の名前は「ツバメ号」に「アマゾン号」ですから。もろ自分のストライクゾーンだった。

東京湾で花火があがって、ヘリで助けに来るシーンは名曲「みんなのうた」。このシーンが一番好きかな。田中美佐子の留守電音楽が「女呼んでブギ」なのも良いよね。サザンのデビュー・アルバムに入っていた曲。70年代後半から80年代のアルバムが好きやねん。

エンディングは「C調言葉に御用心」であったか。客層は、自分と同じようなジジババ世代が大多数。さもありなん。いや~。久々に、この映画を満喫してしまった。何度でも言おう。やっぱり知世ちゃんはカワイイ!

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興奮も冷めやらぬうち、新宿まで戻って一杯飲むかと思い出横丁へ。ところが、何と普段は行列の「かめや」に空席が。これは神様が「今日は飲まずに帰りなさい」と言っているのであろう。「冷やし天玉蕎麦」を食ってクールダウン。帰路に。。。

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相模湖で「どや楽」を応援

2017/8/5(土)

中央線で高尾から一駅西の相模湖駅。実際には、高尾駅を出て、トンネルをくぐって、あっという間に着いてしまう。大月方面まで芝刈りに行く事も多いが、ここは通過するばっかり。実際に駅で降りたのは初めてだ。現代的な駅舎と、「いかにも」な観光地看板。

しばらく歩いて行くと、相模湖の湖畔に出た。へ~。立派な湖。これは観光地ですね(笑)。相模湖自体には、30年位前に会社の泊まり込み研修で来た朧げな記憶。でも、あの時はバスで来たし、そもそも湖に記憶がないな・・・

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本日は「どやどや楽団」の応援に、相模湖交流センターまでやって来たのだよ。ここか。女性打楽器奏者4人組の「どや楽」。今年2月に野方区民ホールで聴いて以来だ。楽しみ、楽しみ。定刻の13時過ぎにスタート。

オープニングはジャクソン5「アイ・ウォント・ユー・バック」で軽快に始まる。イイね。ラグを挟んでミュージカルソングを2曲。「マイ・フェヴァリット・シングス」に「雨に唄えば」。ジャズぽいアレンジで聴かせる。

「サンバ・デ・オルフェ」。サンバのリズムが気持ち良い。映画「黒いオルフェ」の挿入歌。「ハイ・マス」「アイ・ガット・リズム」等々、お馴染みのレパートリィも楽しい。前回の野方の時はクラッシック系の曲中心。今回のようなポピュラー音楽の方が楽しいな。

最後はケルト系の「リバーダンス」。う~ん。今回も良かった。アンコール。お~。「ボヘミアン・ラプソディ」を演るのか。「どや楽」版のこの曲、聴くのは久々じゃ。バックから光が来る不思議なホールでの、リラックスした演奏会。やっぱり「どや楽」は良いなぁ。

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帰りは八王子で途中下車。物凄く久々に降りたら、駅が随分変わっていた。何じゃ、この駅ビルの商業施設は。へ~。「有隣堂」が上の方に入っている。これは行ってみないと。思ったより大型店舗。土曜日の昼下がり、結構人が入っている。

新しい書店が出来ると、既存の本屋はどうか。確か、駅を出た所に「くまざわ書店」本店。鉛筆ビルの5フロア位を丸々使っている。まぁ、この立地なら人は入りますな。それに「くまざわ」は全国どこにでも出店しているから、本店が多少売上が落ちてもびくともしないか。

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西の方に来ると、どうしても新秋津に寄り道したくなる今日この頃。本日も駅前の居酒屋「サラリーマン」に無事収容される。時刻は17時前。早くも常連さんたちは席を立ち始めている。16時開店だからね、この店は。

壁のメニューから「鯨切り落とし」をチョイス。お~。タップリの鯨肉に、ニンニクと生姜。ガッツリいきましょう。明日は日曜日。何の心配もない。そうだ。いつものように「チーズ焼き」も。今日はササミ入りでトマトソース。酒が進む。

最後はやっぱり揚げ物(笑)。「厚切ハムカツ」。この昭和テイストのハムを揚げた一品にソースをぶっ掛けて、と。店の貼り紙に「お盆休みは8/21~24」と。という事は、他の店が休みのお盆には営業しているのだね。また来よう。ご馳走様。。。

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ロックスターを肴に一杯 池袋「男体山」

2017/7/25(火)

ボブ・グルーエン。ロックの写真家。彼が撮った「100人のロックレジェンド」展が、池袋パルコミュージアムで開催中。王子での仕事が予想外に長引き、バスで池袋に到着したのは18時前。急ぎ、パルコの本館7Fへ。これか。

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エルビス、そしてボブ・ディランからスタート。この白塗りのディランは「ローリング・サンダー・レヴュー」の時のか。そして、ザ・フー。カッコいいぞ。お隣はツェッペリン。そして何故かスージー・クワトロ。うちにバンドのギタリストが喜びそうな写真(笑)。

70年代のパンク全盛。セックス・ピストルズ、ニューヨーク・ドールズ、ラモーンズ、パティ・スミスにブロンディ。そして王道のストーンズにジョン・レノン。ボブはジョン・レノンの私設写真家だった、と。若かりし頃のエルトン・ジョン。派手なアクション。

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お~。KISSのお宝写真だ。これも、うちのバンドメンバーが喜ぶな。会場には昔の立派なジュークボックス。来場者が好きな曲をかけられるようになっている。「デトロイト・ロック・シティ」かけたった。次のネーチャンはランナウェイズ「チェリー・ボム」かけた(笑)。

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いや~。これだけのロックスターの写真を見る機会は、そうないぞ。立派な写真集が出て、そのプロモーションをかねているようだ。流石に今の財政状況では、写真集には手が出ない。会場でデジカメ撮影(許可されている!)するのみ。

「ボブ・グルーエンと100人のロックレジェンド」展(パルコ・ミュージアム):~2017.8.6(日)

イイ気分になって、軽く一杯ですかね。パルコの脇から文芸座方面の飲み屋街に歩き出す。いかにもオヤジ向け大衆酒場「男体山」。1階は厨房とストレートカウンタで10席程。団体客は次々に2階に上がっていく。ほぼ満員の盛況。辛うじてカウンタ奥の方へ。

ホッピーがあるのか。では黒ホッピー。あと「煮込み」下さい。大ぶりな器に盛られた「煮込み」到着。味噌味のオーソドックスな一品。豆腐が大きいのも嬉しい。あとは焼き物ですね。「カシラ」「ナンコツ」「レバ」塩で1本ずつ。レベル高し。

最後に「極上レバ」を1本炙ってもらってフィニッシュ。勘定は2千円いかず。これは人気店になる訳ですな。駅から近いし。また寄らしてもらいます。

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酔っぱらったアタマで「そうだ。池袋にTSUTAYAができたんじゃなかったっけ」。サンシャイン通りに行く手前。これか。アイドル・アニメ好きに特化した店。1階はステージとかイベント・フロアなのかな。行列もあって、怖くて近づけず。

2階はコミック・雑誌売場。3階は更にディープな感じのBLコミックなどなど。酒飲みオヤジには、あまり縁のなさそうな店ですね。この辺りはアニメイトとかもあって、なかばオタクのメッカ。流行りそうな店ではある。コミックスを2冊ほど購入して帰路に。。。

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帰りは居酒屋新幹線

2017/7/7(金)

午前中は南森町の某社を訪問して、しっかりミーティング。午後からは自社の関西支社で更にミーティングだ。昼休みに、歩いて堂島まで移動。関西はとんでもなく暑い。途中で地下街に避難。そろそろランチ時。

大阪駅前第二ビルで「冷やしカツ丼」を発見。何だそれ。入ってみましょう。「元祖変わりカツ丼 祭太鼓」。ほ~。そもそも変わったカツ丼とか親子丼の専門店なのか。でも店頭ポスタでみた期間限定の「冷しカツ丼」をオーダ。勿論安い「並ロース」で。サラダをセットして。

来ました。へ~。カツ丼を作る取っ手付きの調理用具が、そのまま皿になって登場。自分でご飯の上に乗っけろ、と。でも別々でも食べられそうだ。ではカツを一口。本当だ。冷たい生姜醤油系の出し汁に、大根おろしと鰹節、葱がトッピング。旨いな、これ。

ご飯が少し多いかと思ったが、あっという間に完食。変わり種というより、これはこれでカツ丼として立派に成立してますね。1983年創業で、大阪市内に5店舗あると。知らなんだ。今度は、また違った変わりカツ丼を食べに来てみよう。

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(珍しく?)午後もしっかりとミーティングしましたとも。16時過ぎに終わると、ヨレヨレになる。幸い支社の人間につかまらずに、脱出できた。週末の新幹線は混みそうだ。急いで帰ろう。

と思ったのだが、もう一か所だけ寄りたい所があるのだよ。駅で18時半過ぎの新幹線の座席を確保して、そのまま大阪駅の逆側にあるグランフロントへ。ここの北館で「世界を変えたレコード展」をやっているはず。この地下会場か。

金沢工業大学が所蔵する24万枚のレコード・コレクションから、ポピュラー音楽の歴史を辿っていく企画展示。LPレコードのジャケットがこのサイズだという事すら、今の若い衆は知らんかもね。入場無料。楽しみ、楽しみ。

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ビッグバンドジャズやカントリー、ポピュラー、モダンジャズ。そしてロックの誕生、発展、拡大の歴史を年表とアルバム・ジャケットで追いかけていく。いや~。懐かしい。(物凄く有名なジャケットが多いのだが、写真はオヤジの好みに偏っています。悪しからず)

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お~。70年代から80年代にかけても、あるぞ。この辺りは、自分たちの青春そのものだなぁ。あちこちにレコードプレーヤーが置かれ、実際のレコードの音楽を聴けるのもイイね。

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ちなみにピンボケだけど、おまけのアイドルのシングル盤ジャケット篇。

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いや~。とんでもないコレクションを見てしまった。しかし金沢工業大学は、何でこんなに大量のLPとかを蒐集・保管しているのかね。確かに失われつつある文化ではあるけど、これをどうやって社会に還元していくのやら。

一方で最近は世の中一般でレコードが再評価されている、とか。自分の家にもレコードが何枚もあるが、今はプレーヤーが壊れていて聴く環境にない。レコードに針を落として聴く、をまたやりたいんだけど設備投資はできないしなぁ・・・

さて。一応、家には泉州水茄子の漬物に551の豚まん、十三・喜八洲総本舗のみたらし団子と土産を買ったし。あとは酒とツマミを大量に買い込んで、居酒屋新幹線で帰京するだけじゃ。。。

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家族イベントで中華 西武新宿「唐苑酒楼」

2017/6/25(日)

次男の合唱を聴きに錦糸町へ遠征。「すみだトリフォニーホール」は久々だ。珍しく1F席。早慶に同志社・関西学院の「東西4大学合唱演奏会」。関東と関西で1年交代でやるので、聴きに来るのは一昨年以来。4大学それぞれの校歌からスタート。

実際のステージは、まず関学。多田武彦の「富士山」。やっぱり関学のグリーは上手い。頭一つ抜けている感じ。続いて早稲田は珍しくも洋物「北東欧のアラカルト」。何語だか判らん。これを覚えるのが嫌でだったのか、次男は最後の合同ステージしか出ないと(笑)。

同志社はオーソドックスに「ミサ曲」。そういえば同志社はクリスチャン系の大学でもあったな。最後は慶應のワグネル。高田三郎「ひたすらな道」。慶應にしては珍しく(?)普通の男声合唱曲であった。

そして休憩を挟んで、4つの大学総出で合同ステージ。三善晃編曲の「唱歌の四季」。「朧月夜」から始まって、「茶摘」「紅葉」「雪」。そして最後に「夕焼け小焼け」。誰もが知っている唱歌を男性合唱版で。イイね。

アンコールは池澤夏樹作詞・鈴木輝昭作曲の「満天の感情」。へ~。池澤夏樹の合唱曲版なんて初めて聴いたな。最後の最後は、また大学別にお得意の持ち歌を披露しておしまい。飽きの来ない楽しいステージであった。

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終わると18時半過ぎ。錦糸町では、店が判らない。当初の予定通り新宿まで移動。下見をしておいた、西武新宿駅そばの中華料理屋「唐苑酒楼」へ。1Fのテーブル席が1つだけ空いていた。ラッキー。結構な人気店。瓶ビールをもらって、お疲れ様。

ツマミは「チャーシューとネギの和え物」から。辛いかと思ったが、それ程でもなく良かった。「水餃子」。これは旨い。手作りなんでしょうかね。メインディッシュは「黒酢スブタ」。豚肉にしっかり衣をつけて揚げてあるのが特徴的。

最後に「五目焼きそば」。餡かけで旨い。隣の男女4人組の学生たちは、酒を飲まずに食事。今の若い衆は「食事」、とういう時代なのか。オヤジたちは、隙あらば飲もう、という感じだがね。家族行事も無事終了だ。。。

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