中野むかし話

本郷界隈を徘徊

2017/10/14(土)

東京大学の教室でロックが流れる。こんな瞬間に立ち会えるとは・・・

天気悪し。天気が良ければ秩父宮に行って母校の応援と思っていたが回避。次善策として考えてあった東大での講義に参加しよう。御茶ノ水から歩いて本郷三丁目を目指す。11時半前に到着。少し早いが、まずは腹ごしらえですね。

前々から一度行ってみようと思っていた、焼きそば専門店「まるしょう」。無事にカウンタ席に収容された。初訪問なので、王道の「ソース焼きそば」に行くのが普通。ところがへそ曲がりのオヤジは「ナポリタン焼きそば」をオーダ。だって、「ナポリタン」好っきやねん。

待つこと暫し。熱々の重い鉄板皿に載って登場。では一口。これは美味しいなぁ。この自家製の太麺。どんどん箸が進む。でも、このレベルだと「ナポリタン」そのものだ。パスタと焼きそばの違いは何? 小麦粉の種類? 今度、焼きそば専門家に会ったら聞いてみよう。

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腹一杯。中盛にしたのだが、普通でも良かったか。さて。東大に行く前に、もう一か所寄りたい所があるのだよ。東大病院の裏手から、東大構内に入らずに大きく迂回していく。お~。これが「無縁坂」か。初めて来たな。

丁度、昨日の対談で森鴎外の『雁』の話を聞いたばかり。何か繋がっている感じ。でも、我々の世代では「無縁坂」というと、鴎外ではなく「グレープ」なんだが。何。今の若い衆は「グレープ」を知らない? さだまさしは知っている? う~む。「♪忍ぶ、不忍、無縁坂・・・」

「無縁坂」をおりきって方向を転じ、今度は緩やかな坂をダラダラと上って行く。こっちは「暗闇坂」というのか。この坂を上り切って、東大の弥生門に着く直前の右側。目指す「弥生美術館」に着いた。

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「弥生美術館」では「はいからさんが通る」展を開催中。「大正♡乙女らいふ×大和和気ワールド!」。あの1970年代中盤の伝説のコミック「はいからさんが通る」の原画などの展示である。展示は1~2階。まず1階から。お~。懐かしい。

ほほ~。女子学生の袴スタイルは1899年に女子高等師範学校(現・お茶の水大学)で始まった、と。1930年には、洋装に移行してセーラー服とかに代わるので、僅か30年くらいの時代だったんですね。女子学生用の自転車の実物展示も。

え。何で酒飲みオヤジが「はいからさん」を読んでいたかって。多分、妹の部屋に落ちていたのを勝手に読んだのであろう。あれ、読み始めるとハマるよね。展示はストーリーに沿って進んで行く。飲み屋で喧嘩して少尉が小倉に飛ばされる。そして、戦地に行って戦死。

ん。戦死? そうだっけ。続きは2階で、ですか。許婚の少尉を失って、働きに出るヒロイン。大正後期の職業婦人・モガ。そうだ、そうだ。出版社に働きに出て、そこで出会った男と結婚する事に。結婚式の当日に関東大震災。そして、奇跡のハッピーエンド・・・

原画を見ながら、段々ストーリィを思い出し、最後の方は殆ど涙ぐむ怪しげなオヤジ。いや~。久々に大和和気ワールドにどっぷりと漬かってしまった。11月に新作アニメ映画で公開される、と。絵がちと違う気がする。流石に、オヤジが見に行く訳にもいくまい。

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「はいからさんが通る」展(弥生美術館):~2017.12.24(日)

さて。本題の東大での講演会じゃ。開始時刻の14時には少し早い。東大構内を散歩。これが三四郎池ね。よく、大学構内に池が無防備にあるな。我らが母校なら、間違いなく誰かが飛び込むので埋められそうだ。現に馬場のロータリィも歌舞伎町も水がない(笑)。

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文学部の大教室での講演。お題は「ロック・ミュージックと現代思想」。講師はフランス現代哲学を研究している東大文学部の鈴木泉准教授。中年のロックオヤジのイメージそのもの。と思っていたら、自分より1歳年下か。へ~。これ、集英社の寄付講座なんだ。

1960年代後半に若い世代の意識変革に大きな影響を及ぼしたロック・ミュージック。フランスを震源地として知の最前線となった現代思想。この2つのムーヴメントは、同時代的に交わり影響を与え合ったのか・・・

連続テレビドラマ「ひよっこ」の時代。1966年にビートルズが来日し、「ツィッギー」が来日してミニスカートが大流行。この辺りがロックの大きな転換点であった。カウンターカルチャーが隆盛し、文化革命・政治革命がおこる。「パリ5月革命」から「安田講堂」。

ビートルズのアルバムジャケットの変遷を見せながら、曲のさわりを流す。東大の大教室でロック(笑)。『ラバーソール』『リボルバー』ときて『サージェントペパー』へ。この底流にある神秘主義・東洋思想への傾倒やサイケデリック・ロック。

サイケデリックの哲学は「知覚の拡張」と「現実の多次元化」。これをハックスリーやティモシー・リアリーはドラッグを使ってやろうとした。音楽はベルベット・アンダーグラウンド、ドアーズ、ジミヘン、ジェファーソン・エアプレイン、そしてグレイトフル・デッド。イイね。

一方、フランスの現代思想でジル・ドゥルーズの話。超越論的経験論は正に知覚の拡張をドラッグ抜きでやろう、というの話だし、反復の哲学「リトルネロ」は、ロックの「リフの美学」に繋がっている。そして「リズム・ビートの美学」。ドゥルーズの読んでないオヤジも頷く。

若い子と話すと「まだロックなんて聴いているんですか。あれは終わった音楽でしょ」と言われると。でも、ノスタルジーと言われようが、ロックは20世紀最大の文化だと言い切る。そうだ、そうだ。何か、その内ディスク・ユニオンとかで会いそうですね、先生(笑)。

あっという間の1時間半。この後30分延長して、司会(英米文学研究・翻訳家の柴田元幸だった。東大の特任教授やっているんだね)と2人で、会場からの質問を受けつつ対談。東大生(?)の質問も、面白い。

サイケデリックとかサマー・オブ・ラブ。この辺の時代の研究が、実は自分の主戦場。もう歳をとって来たし、もっとピッチを上げて頑張らないと。そうでないと、ただ酒飲んで昔のロックを聴いているだけのオヤジと思われるぞ。(事実、そうなんだが)。。。

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餃子の新しい店を訪問 中野「やまよし」

2017/9/27(水)

中野駅北口からブロードウェイに向かって伸びるアーケード「中野サンモール」。今の原型となるアーケードが出来たのが昭和33年というから、自分が生まれた頃には既にアーケード型の商店街だった。その後、何回か大規模改装。

あらためて歩きながら店を見て行くと、入口付近は携帯屋ばかりになってしまった。おや。その先の左側にあった眼鏡屋「メガネのサワノ」。先月、閉店してしまったのか。シャッターが下り、貼り紙が。

93年も営業していたと。殆ど昭和の初めか、大正末期からという事だ。その先の右側角の酒屋もシャッターが下りたまま。自分が子供の頃は、この通りは個人商店が軒を連ねた普通の商店街だった。若い衆には信じられないだろうが「蛇屋」まであったし。

それが今や、全国どこにでもあるナショナルチェーンのドラッグストアや飲食店ばかり。まぁシャッター商店街にならないだけマシか。それにしても寂しいぞ。サンモール中央の両側で頑張っている衣料品店は、今は代替わりして我々の同級生が社長。頑張れ・・・

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サンモールを歩いてブロードウェイに突き当たる所を右折。飲食店が立ち並ぶ白線通りを抜け、最初の角を左折。今や中野で、最も昭和の雰囲気を残している一角「新仲見世商店街」へ。ここに今年の7月に餃子屋「やまよし」がオープン。

1Fはカウンタ5席と厨房。2Fに少しテーブル席があるようだ。オープンした頃から気になっていたが、何時も大体満員。ドサ周りの予定がポッカリ空いた今日は、何とかカウンタの端に入れた。メニューを拝見。当たり前だが、何種類かの餃子と多少のツマミ。

ではウーロンハイをもらい、餃子は「ラムパクチー餃子」を。それと「蒸し鶏メンマ」をアテに。まず飲み物とメンマが到着。なかなか旨い。厨房では、注文に応じて、ドンドン餃子が焼かれていく。あれか。

来ました。たっぷりとパクチーが載った一品。では、まず餃子を一口。ほほ~。確かにみっちり詰まったラム肉の味。これは美味しいな。これにパクチーを組み合わせて、と。ワシワシと食べ進める。あっという間に完食。

ん~。でも次をどうしよう。更に違う餃子を一皿? でも一皿5個の餃子を二皿はどうか。かといって卵かけご飯とかに行ってもなぁ。大人数で来られる感じでもないし。意外と使い方の難しい店なのでは。まぁゼロ次会とかで寄る、という感じですかね。

外を見ると並んで待っている人も。結局、これにて終了。勘定は1,290円也。何でも、この店は予約の取れない肉料理店で有名な「肉山」がプロデュースしたとか。手軽に「肉山」の気分が味わえるところも、人気の一因か。

でもね。この場所は、前はジンギスカンの「神居古潭」という名店があった所なのだよ。あの偏屈なオヤジはどうしたのだろうか。焼き方とかで、色々言われたっけ(遠い目)。まだ、店舗2F部分の外看板は残っているな。

それに、この少し奥には中華料理「豊海屋」もある。目の前に餃子屋ができたら、影響もありそうだ。最近、顔を出していない。流石に今日、この後シラっと行く訳にもいくまい。近々、あらためて「豊海屋」に行かなければ。今日は、このまま帰りましょう。。。

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「週刊少年ジャンプ展」(森アーツセンターギャラリー)

2017/9/23(土)

「週刊少年ジャンプ」が創刊50周年を迎えた、と。「ジャンプ」の部数的な全盛期はバブル崩壊後の90年代半ば。伝説の600万部越えの時期。しかし、自分が一番「ジャンプ」を読んでいたのは70年代前半。小学校高学年の時。その後も一応、読んでるけどね。

そんな「ジャンプ」の企画展をやっている。六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリー。ここ、苦手なんだよね。高いし、あまり良い思い出がない。でも「ジャンプ」だし、しかもvol.1は「創刊から1980年代、伝説の時代」と言われては、行かざるを得まい。

交通費を節約するため、信濃町から歩いて六本木へ。ヒルズは遠くからでも目立つから、迷う心配もない。予定通り5分ほど前に着くと、もう券を販売している。低層棟の販売場でチケットを買い、エレベータで一気に52Fまで。これか。

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オープニング動画を見て、会場へ。ほ~。まずは永井豪「ハレンチ学園」ですか。スカートめくりとか、社会問題にまでなった「ジャンプ」の名物連載。いや、懐かしい。続いて本宮ひろ志「男一匹ガキ大将」。「ジャンプ」お得意の硬派路線のハシリですね。

「こち亀」「キャッツ・アイ」「キン肉マン」「北斗の拳」に「Dr.スランプ」。綺羅星の様に並ぶ80年代のヒット作の原画や関連グッズ。確かに大学生の頃とか、サークルのたまり場の喫茶店とかで、読んでいたな。そして鳥山明は「ドラゴンボール」へ行った、と。

でもね。自分の黄金時代は70年代前半なのだよ。お~。ある、ある。「トイレット博士」「ど根性ガエル」「侍ジャイアンツ」「アストロ球団」「荒野の少年イサム」に「包丁人味平」。どれも夢中で読んだ。「マジンガーZ」もこの時代だけど、展示はないのか。残念。

物凄く懐かしいマンガとの再会に涙する怪しげなオヤジ。「サーキットの狼」。スーパーカー・ブーム。これとか「コブラ」のお色気の路線も「ジャンプ」の持ち味だった。あとナンセンス・ギャグ路線もね。

高校・大学生以降は、一部のマンガを立ち読みで済ませてもいた。「リングにかけろ」ね。このスーパー・ブロウ(笑)。ここまでは読んだが、「聖闘士星矢」まではついて行けなかった。「ジョジョ」も始まったのは80年代後半か。

今回の展示とは関係ないが、90年代以降は子供たちと読んだな。「SLAM DUNK」から始まって「ワンピース」に至るまで。「週刊少年ジャンプ」とは随分長い付き合いだ。着かず離れずではあったが、創刊50年のほとんどの時代を共に過ごしてきている。

でも、これで十分。vol.2は見に来ないし、後は子供たち世代以降に任せよう。千葉に行ってブラック企業に就職したっきり、家に寄り付かない長男。千葉で相変わらず「ジャンプ」を立ち読みしているのだろうか。。。

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大人の社会科見学 サントリー武蔵野ビール工場

2017/9/22(土)

ユーミンの「中央フリーウェイ」。「中央フリーウェイ~。右に見える競馬場。左はビール工場~」。中央高速道路を東京方面から走って来た、府中辺りの光景を切り取った歌詞。今の若い衆は、ユーミンもこの歌も知らんかな・・・

「右手」の東京競馬場には何度も足を運んだことがある。しかし「左」のビール工場には行ったことがないぞ。最後の夏休みを使って、今日は大人の社会科見学。サントリー武蔵野ビール工場へ出撃じゃ。

歌にあるように車で移動する訳ではない。電車で府中本町駅へ。この街に来たら、まずは大國魂神社神社にお詣りしないとですね。前回来た時には結構な雨降りだった。今日は天気が持つか。

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そして、いよいよサントリー武蔵野ビール工場へ。府中本町駅から歩いて15分ほど。工場見学は久しぶり。小学校の時は京浜工業地帯の菓子工場と自動車工場にいったなぁ。菓子のお土産は嬉しかったけど、自動車はもらえずに下敷きだか鉛筆(笑)。遠い日・・・

お~。これか。本当に中央高速の脇だ。思ったより近代的。工場設立は1963年。自分とあまり変わらないな。ウェイティング・スペースにはサントリーの歴史を展示。伊集院静の日経の連載小説『琥珀の夢』そのままだ。ユーミンのサイン色紙もあるぞ!

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いよいよ見学コース。まず素材の説明。この工場は100%天然水を使用している、と。そして麦とホップ。麦は実物を何粒か食べさせてくれる。意外に旨い。ホップの香りも嗅ぐ。結構、きつい香辛料系なんですね。

これが仕込槽か。でかいタンクだ。ここで麦汁を作っている。実際にタンクをのぞき込んで、仕込みの状態を見せてくれる。そして次に発酵のための酵母タンク。これがないと、アルコールになりませんわな。

発酵が終わったばかりの若ビールを熟成させる貯酒。その昔の貯蔵タンクを使って通路を作ってある。そこを抜けると、ろ過工程を経てパッケージングへ。丁度、ラインが止まっている。うちの流通センターも見学する時に、必ず動いているとも限らんから。お互い様。

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最後にお待ちかね(笑)の試飲コーナ。まず「プレミアムモルツ」を一杯。作るところを見てきたばかりで、しかも作りたて。美味しいぞ。更に「プレモル 香るエール」に「マスターズドリーム」まで飲み比べできる。昼酒で酔っ払った。

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酔い覚ましに多摩川を散歩。こういう休日の使い方もありだな。。。

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千葉方面を徘徊

2017/9/21(木)

思い立って、総武線に乗り込み千葉方面に。まずは本八幡駅で下車。ここから10分ほど歩いて、老舗の商業施設「コルトンプラザ」へ。実は初訪問。ダイエーが奥にあって、シネコンとかの複合施設なんですね。

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3Fの一角に「福家書店」。奥に児童書売場を充実させているのは、客層を意識しての事か。2Fの一角に「ポルカポルカ」が催事出店。最近、書店でもたまに見かける。催事にしては洒落た作り。結構お買い得商品も並んでいて、イイね。

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電車に乗り込み、千葉駅まで移動。ここ5年くらい、駅と周辺をずっと開発していたが、ようやく駅ビルを含めて完成したか。駅改札が3Fにあるのは、不思議な感じ。

その駅ビル商業施設「ペリエ」の上に「くまざわ書店」がオープン。結構な大型店。全体に売場がオープンな感じに作ってあって、「タリーズコーヒー」と複合店舗に見える。隣は「東急ハンズ」。これは結構、流行るかも。「三省堂書店」とかに影響がでるか・・・

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モノレールに乗って千葉みなと駅へ。物凄く久しぶりに降りた。20年ぶり位か。遠くの千葉ポートタワーを見ながら、目指すは千葉県立美術館。「THEフィギアINチバ」。世界に誇る造形表現の一つ「フィギア」を、海洋堂を中心に展示と。

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入口は「女神三重奏」。む~ん。これはチト恥ずかしい。「何見に来てんだオタクのオヤジ」と思われそうだ。最初は「現代のフィギア」のレベルを示す美術工芸品。興福寺・阿修羅像などなど。そして、きましたゴジラ。初代ゴジラにシン・ゴジラ。テンション上がる。

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海洋堂は昭和39年に大阪で1.5坪の模型店として開業。このイメージか。昭和の頃、こんな感じのプラモ屋が沢山あったなぁ。中野サンモールの玩具屋でもプラモ売っていたし、ブロードウェイ4Fには模型屋と切手屋の複合店があった。入り浸っていたオヤジ。

お~。マジンガーZ。こっちにはタイガーマスクやデビルマンではないですか。美少女系フィギアには萌えないが、これは懐かしい。

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勿論、昔懐かしのウルトラマンもありまっせ。ほ~。こっちはポケモンだ。うちの長男は、このフィギアにハマって、死ぬほどコレクションしていたな。最後はヴァーチャル・アイドルまで。美術館で見るのには違和感がるが、実は結構満足じゃ。

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流石に千葉で飲んでは、行き倒れて家にたどり着けまい。都立家政まで戻ってきて「弐ノ十」に顔を出す。いよいよ秋を感じて「煮大根」からスタート。「メンチ」に振られて「トリカラ」。明日は大人の社会科見学だ。。。

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地元の人達と談笑 中野坂上「大宝城」

2017/9/14(木)

中野坂上の交差点。四隅の内の三隅に中高層のビルが建っている。どうも、この風景に違和感があるんだよね。自分の記憶と景色が違うのが原因だろう。何時、これらのビルは建ったのだろうか。

一角の「文教堂書店」の入っているビルに「オープンから21周年」とのポスター。そうか。このビルはバブル崩壊後の1996年の竣工か。あの頃の自分は子供たちが小さくて、今の様に独りでフラフラ街歩きしていなかったからな。育児に積極的だった訳でもないのだが・・・

ついでに「文教堂書店」に顔を出す。今の雑誌のダウントレンドを反映してか、雑誌の棚を高くして、占有面積を圧縮。書籍も一緒に陳列している。そして捻出されたスペースには文具など。書店の今の方向性の典型例か。

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山手通りを長者橋の方に降りていく。大きな達磨絵の寺(成願寺)の角を右折。久々に「写大ギャラリー」を目指す。東京工芸大学のキャンパスの一角に建つ「芸術情報館」の2F。今の企画展示は「平敷兼七写真展」。

平敷兼七は生涯にわたって、沖縄の風景やそこに暮らす人々を撮り続けた写真家。東京に出てきて入った大学が東京写真大学(今の東京工芸大学)なんですね。60年代後半の政治の時代。学生運動全盛期だが、その頃も本土復帰前の沖縄を撮っている。

会場に入ると手前のエントランスホール。ここには狛江にあった沖縄出身者向けの学生寮「南灯寮」の写真。学生寮は、何処でもどの時代でも、そんなに変わらないのか。でも、沖縄の空気が感じられる。

そして会場内には写真集『山羊の肺』の中心とした、沖縄を映したライフワークの写真群。沖縄で暮らす人々、風習、そして夜の女達。人々の表情から、生活感が滲み出ている。ドキッとするようなカットも含め、これが「沖縄」だった・・・

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さて。日も暮れてきた。この辺りで一杯やりますか。青梅街道の中野坂上駅と新中野駅の丁度中間位。西武信用金庫の角を曲がり、北側に路地を入って行く。週末は、この辺りも祭なんですね。何軒かある居酒屋の中から、今宵は「大宝城」へ。

先客は一人。6~7席ほど並ぶカウンタの真ん中に入れてもらう。瓶ビール下さい。ホワイトボードのメニューを確認。「イカの刺身」から行きますか。「山葵か生姜」とマスタが確認してくれる。では山葵で。

今年はイカが不漁だとか。だからと言う訳でもないが、久々に食べる。結構なヴォリュームで登場。旨い、旨い。マスタと先客と3人で、まったりと地元談義。自分は本町6丁目の生まれというと、マスタも昔は杉山公園の裏手に住んでいたと。

この辺りは中央3丁目の路地裏。だからお客さんも含めて、地元の人達ばかりだ。杉山公園の前の米屋が更地になりましたね、というと「あそこは、あの一体の地主。最後に自分の処を建て替えている」と。へ~。そうなのか。

焼酎の水割りをもらって。ツマミを、もう一品。「鳥の唐揚げ」を頼むと、これまた盛り良く出てきた。唐揚げも、旨いな。昭和の味。中野九中の跡地の話も。どうも総合病院が引っ越してくるというのは、本当の話のようだ。

昔話も含めて、地元話に花が咲いて楽しく談笑。気が付けば19時過ぎだ。そろそろ帰らねば。勘定は1,900円。安い。地元価格だ。また寄らせてもらいます。大き目の座敷もあるようだ。その内、同級生を誘ってまた来ようかな。。。

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写真展「DEPARDON/TOKYO 1964-2016」(ネクサス・ホール)

2017/9/13(水)

夕方、大手町でセミナー。滋賀大学にテータサイエンス学部ができた、と。そこでの現状報告を踏まえて、実務にどう生かしていくか。産学共同で、研究が進んでいる。シンギュラリティを待たずに、オヤジの仕事はAIに取って代わられるという事だ。

セミナー開始より少し前に到着したので、ビルの目の前にある将門塚にお詣り。首塚が大手町にあるのは知っていたが、ここか。自分は30年近く前に神田明神で結婚式を挙げた身。ご縁がある。どうか我が家をお守りください・・・

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セミナーが終わると18時過ぎ。緊縮財政下。今日も居酒屋はなしだな。そうだ。銀座の無料写真展に寄り道して帰ろう。銀座通りの「シャネル」。オヤジには縁もゆかりもない店だが、この4Fに「ネクサス・ホール」があるのだよ。慣れた風を装って潜入。

写真家レイモン・ドゥパルドン。フランスを代表する写真家。1964年。彼は22歳の若さで、報道カメラマンとして東京オリンピックに派遣されてくる。五輪後もしばらく日本に滞在し、膨大な写真を撮っていった。

モノクロのオリンピックの時の写真群。今は亡き国立競技場での開会式。自分もその後、あの競技場が満員になった試合を何度も見ているが、熱気というか空気感が違う。アジアで初めてのオリンピックの開幕、その祝祭的な空気。

スタンドの観戦者や、沿道で声援をおくる人々。へ~。男は皆、スーツ姿だ。女性は和服が目立つ。沿道でもスーツという事は、何か暗黙のドレスコードがあったのか。日本人は基本、真面目で画一的だからね。

対照的なのは、次のオリンピックを4年後にひかえた2016年に来日して撮ったカラー写真。やっぱり女性陣が昔に比べて強くなり、生き生きとしている感じ。オヤジのプロトタイプ的な見方かも。

懐かしい風景もあれば、今を切り取ったハッとさせる写真もある。小規模ながら素敵な写真展。「シャネル」店内に入る、というリスクをとった甲斐があった(笑)。お。渋谷の「イメージフォーラム」でドゥパルドンの「旅する写真家」という映画も公開中かぁ。行けるかな・・・

今回の写真展の情報は、日経新聞朝刊の文化面で発見。この面は、つい最近まで伊集院静がサントリーの話を書いていて、毎日楽しみに読んでいた。今度は林真理子か。どうかね。今月の「私の履歴書」は湯川れい子だし。最近、なかなか充実しとる。。。

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日比谷カレッジ「アルセーヌ・ルパンの魅力とは」

2017/8/29(火)

日比谷図書館に。心もち日が暮れるのが早くなったか。今週末は、もう9月。子供の頃は、夏休みが終わるのが辛かった。クーラーも何もない時代だったが、部屋で扇風機をかけ、ゴロゴロしながら本を読む至福の時間。

子どもの頃、夢中になったのは江戸川乱歩。若い衆は知らないか。「怪人二十面相」とかを書いたエロオヤジ(笑)。全集を片っ端から読んでいった。「アルセーヌ・ルパン」シリーズに夢中になったのは妹の方。あの頃はルパン、ホームズか少年探偵団という時代。

乱歩好きとは言っても、ルパンもホームズも読みましたな。友達が「ルパンのこの話は怖かった」とそっと教えてくれると、ビクビクしながら読んだっけ。あれは『813』だったか『黄金三角』だったか。遠い夏の日・・・

日比谷カレッジで「アルセーヌ・ルパンの魅力とは」という講演会を見つけて出撃。講師は翻訳家で、ルパンシリーズの新訳にも取り組んでいる平岡敦。ほ~。今日は4Fの小ホールなんですね。相変わらずジジババが多いが、若いネーチャンも。流石はルパン!

ルパンの初登場はフランスの月刊誌「ジュ・セ・トゥ」で1905年だったと。もう100年以上前だ。ルパンの魅力はキャラクター(芸術家肌の怪盗、変装の名人)、舞台設定(アガサ・クリスティより早くクローズト・サークル物を)、そして大どんでん返し。大きく頷くオヤジ。

パワポで絵を見せながらの解説。フランスで単行本になった時の表紙。レオ・フォンタンが描いた挿絵がルパンのイメージを決定づけた。シルクハットにマントにモノクル(=片眼鏡)。確かにルパンと言えば、このイメージ。「怪人二十面相」もパクッておるが(笑)。

関連で、日本語版の表紙も見せてくれる。そういえば、自分はどの版で読んだのだろうか。お~。これじゃ。ポプラ社版で訳は南洋一郎。懐かしい。多少、子供向けにアレンジしてあった、と。恋愛部分とかを中心に端折って、わかり易くしてあったらしい。へ~。

お~。これは創元推理文庫版の、こっちは新潮文庫版の表紙だ。よく表紙を見るだけで判るな、酒飲みオヤジ。乱歩派と言いながら、結構読んでいたという事だ。どれも例のルパン・スタイルをベースにした絵。ところが最近のは違う、と。成程、時代は変わる。

最近はコミックスにもなっているのか。「アバンチュリエ」。原作に忠実なストーリィに、時代背景もしっかり考証してあると。描いている森田崇も客席に来ていた。その後、どの時代でも映画化もされている。2004年公開の「ルパン」のさわりも見せてくれる。

流石に「ルパン三世」の話まではなかった。でも、あっという間の1時間半。やっぱりルパン物は良いよね。今度、ゆっくり読み直してみるかな。新たな発見もあろう。そうだ。一日、大人の夏休みをとって、何処かにこもって読書三昧すれば良いのかも。。。

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イベント「山田太一ドラマの演出」(早稲田大学小野記念講堂)

2017/7/12(水)

朝飯抜きで年に一度の健康診断。昨年までは歌舞伎町裏の検診センターだったが、業者が替わったのか日暮里と鴬谷の間のセンターに来い、と。7時半過ぎに日暮里駅に到着。駅構内の「リブロ」。前を人は沢山通過していくが、売上はどうなのかな。

半日がかりで検査。もちろん、いろいろと悪いところが見つかる。体重と腹囲も増加して、厳しい指導が入る。また生活を見直さねば。やっと終わると、何と食事がついていた。検査結果が出そろうまで食べていろ、と。ふ~ん。病院飯にしてはまとも。

バリウムを飲んだので、本日もアルコール禁止。手が震えてきたぞ。幻覚も見える(嘘)。最近は代わりに胃カメラという選択肢もあるが、オプションで金がかかる。金を使わずに、休肝日になる一石二鳥。

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夜は早稲田へ。演劇博物館でやっている「山田太一展」の記念イベント。会場は大隈講堂の前にあるビルの地下「小野記念会堂」。我々が学生の頃は、ここには悪の巣窟・学生会館が建っていたがね。相変わらずジジババの多い客層。

NHKのドラマ畑にいた中村克史と、TBSのディレクター・プロデューサーだった堀川とんこう。そして聞き手として『敗者たちの想像力―脚本家山田太一』の著者・長谷正人。3人による座談会。

まず中村克史による「男たちの旅路」の話。当時NHKは、大河で倉本聰が途中で喧嘩降板したり幾つか事件があって大変だった、と。そんな中で連続テレビでもなく単発でもない、「シリーズ物」をやろうという事で出てきた企画。鶴田浩二を口説くのも大変だったとか。

お~。会場の大スクリーンで「男たちの旅路」のオープニング映像。このトランペット中心のJAZZっぽい音楽は誰、と字幕を見ていたら何とミッキー吉野だった。へ~。そして第一話も。鶴田浩二が長台詞を話す相手は、何と今や「相棒」の人と千葉県知事の人だ(笑)。

「俺は若い奴が嫌いなんだ」。鶴田浩二の有名なセリフ。いや~。懐かしい。シリーズ後編の車椅子をテーマにした「車輪の一歩」の回も少し上映。こういうマイノリティに対する視点とかも山田太一の特徴だ。

続いて堀川とんこうが「岸辺のアルバム」を語る。またまたオープニング映像。実際の多摩川で家が流れるドキュメント映像にかぶさるジャニス・イアン「ウィル・ユー・ダンス」。今見ても良いなぁ。「グッバイママ」で「ラブ・イズ・ブラインド」が受けたので二番煎じと話す(笑)。

ドラマの中での家が流されるシーンは最終回の1つ前なのに、ドラマ初回からこのオープニング映像は凄いな。そして中盤のクライマックス、国広富之が家族夫々の秘密を暴露して揉み合いになるシーンも。八千草薫が演ずる妻の「恐ろしいほどの孤独感」を描いたと。

そして最後は、東日本大震災後を描いた「時は立ちどまらない」(2014年)の1シーンも上映。やっぱり山田太一の、「苦しみのありよう」であったり、普段隠しているものがある瞬間に表出するシーンであったり、は凄味があるなぁ。

会場に、イベントが始まる直前に入ってきて客席で見守り、終わる前に立ち去った物凄く痩せたオジイサン。山田太一ご本人であった。まだまだ元気で新作を作って欲しいぞ。気が付けば、あっという間の1時間半。

バリウム後で酒を飲めないのに、随分遅くなってしまった。早く帰って、家でメシ食って寝ないと。物凄く久しぶりに、大隈講堂前から学バスに乗った。。。

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久々に県人会 四谷「ふるさと」

2017/6/27(火)

「カントリ~ロード、テイクミィホーム、トゥザプレ~ス、アイビロン~・・・」。「故郷へ帰りたい」。ジョン・デンバーが作った名曲。我々の世代は、中学生の頃にオリビア・ニュートンジョンの歌で覚えたか・・・

何カ月ぶりかで鹿児島県人会が開催される。半年以上集まっていなかったか。会場は、最近の定番、四谷の「ふるさと」。オーナが薩摩川内市出身という、バリバリの薩摩料理の店だ。本日は大先輩も出席される、と。では早めに行かないと。

今日は10人近く集まる、と。鹿児島からも金山王が参戦。ほぼフルメンバーだ。生ビールからスタートして、すぐに焼酎のお湯割りへ移行。何時も通りハイピッチで宴会は進む。お通しは、最近の定番「ツクネのスープ」。飲兵衛には有難い配慮。

来ました。名物「地鶏刺し」。明日は大事な総会がある。しかし、これを目の前にしては抵抗できまい。鹿児島の甘口醤油に大蒜をたっぷりとぶち込んで、ワシワシと食らう。いや~。元気が出てきたぞ。

勿論、「きびなご刺し」も「つけ揚げ」も食べましたとも。一体、焼酎が何本空いたのだろうか。気が付けば21時近い。いかん。流石に明日に備えて、帰らねば。2次会は若い衆に任せて、大先輩と駅まで。先輩は70歳を超えた、と。お元気そうで何よりですね。

自分は生まれも育ちも、東京・中野。でも本籍は鹿児島のトンデモナイ山の奥なのだよ。もう何年も墓参りに行っていない。今年か来年は、流石に行かないと。あの山並み。「カントリー・ロード」ではないが、「オールモスト・ヘブン」なんだよね。。。

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